日記 冬の日3 小さな笑い
この頃体調が絶不調だ。
それに引きずられてメンタルも地に落ちそうになる。
いかんいかん。
これは一時的なことなのだと自分に言い聞かせる。
一番救われるのは、息子が元気なことだ。
本人はその気はないのかもしれないけれど、色んなことでわたしを笑わせてくれる。
前に仕事で普段は行かないようなアパレルのお店に行き、可愛いなと思っていたものがセールになっていたのでネットで買った。
少し若いかな?と思っていたものの、在宅時間も増えているし冬はコートを着るしと自分に言い訳をして着ていた。
この頃息子はわたしの着る服に厳しい。とにかく白い服がいいらしい。
なのでどうかな?と思っていたら、この服を見て一言。
わー!かぁか!かわいいね!
はくさい、だね!!!!
爆笑してしまった。
袖がニットで切り替えしになっているのが可愛いと思って買ったのに、白菜とは!
確かにそう見えてくる。
朝起きてすぐわたしがもこもこのくまの服(全体的に茶色)を着ると、かぁか、ぬいでよー!と理不尽に大泣きされるのだけど、これは息子のお眼鏡にかなったらしい。
セーフ。
黒いニットとかもかぁか、なにきてるの?ぬいで?と言われるので着る物がなくて困っていたのだ。
〇〇ってなに?と言うのにもハマっている。
YouTubeでたまたま流れてきたサカナクションの新宝島のPVに息子がどハマりして毎日見ているのだけど、わたしに歌って!とせがむたびに、
「もくてきちってなに?」
「たからじまってなに?」
と聞いてくる。
その都度答えるものの、歌うたびに中断して聞いてくるのが面白い。
答えると必ず、
「へー、そうなんだー」
と言ってくれる。
そんな相槌どこで覚えたんだろう。
ちなみに新宝島のPVのことを「しろいの」と息子は呼んでいる。
ねー!かぁかしろいのみようよー!
と言うのは「新宝島」のPVみようよー!という意味だ。
難易度が高すぎる。
しかも「丁寧丁寧丁寧に」の部分を聞き間違えているらしく、
「ベイベーベイベベイベー」と息子は歌っている。
「ゆれたりふるえたーりしたせんべい」(正:揺れたり震えたりした線で)とも歌っていて、よく歌を覚えているなと感心するとともに、聞き間違えが面白すぎて笑ってしまう。
揺れたり震えたりした煎餅………
割れてそうだね!
そんな小さな笑いを毎日届けてくれる息子のおかげでなんとか生きている。