dot.59 音に直接触って奏でる楽器
テルミンって知ってます?
皆さんはテルミンという楽器を知っているだろうか。
宗田がそれを初めて見たのは小学生くらいだったと思う。
ハッキリと憶えていないが、今でいうアンビリーバボーみたいな番組で出てきたのを見たのがそうだ。
箱から飛びてた鉄の輪っかみたいなのと、アンテナ。
それに触れるのではなく、そこから出ている電波に触れて音を奏でているのだ。
楽器正面に向かって右側から垂直方向に伸びたアンテナは音高を決める「ピッチアンテナ」。
左側面から水平方向に伸びたアンテナは音量を決める「ボリュームアンテナ」。
ピッチアンテナに右手を近づけたり遠ざけたりすることで、演奏者とアンテナとの間に蓄えられる静電容量が変化して、これに伴って可変なほうの発振器の発振周波数が変動するのだ。
2つの発振器の周波数差からうなりを起こして可聴周波数を抽出して、アンプとスピーカーを介して発音されている。
ボリュームアンテナに左手を近づけると音量が減少させることが出来て、遠ざけると音量が増大させる。
左手を素早く上下に動すことで、スタッカート奏法がある程度可能になるそうだ。
テルミンというのはこれを発明した物理学者の名前で、テルミンは世界で初めて作られた電子楽器だと言われている。
自分の名前がついた楽器があるというのは、
なんかいいですよね。
今日、8月28日はテルミンの日です。
なんかテルミンってかわいいですよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
それではまた。
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