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努力は裏切らない
努力は必ず報われる
もし、報われない努力があるならば、それはまだ努力と呼べない。
とても有名で言葉である。
努力をただ頑張っているということにしてしまえば、みんなが報われるべきだし、みんなが願いや思いを叶えることができるだろう。
ただ、やってもやってもやっても、報われないということはある。
血を滲むように踠いても、夜が眠れないほど悩んでもダメなときはダメで、無理なことは無理なのだ。
きっと何の努力をしなくても、何かを成し遂げてしまう天才というのはいると思う。
それでも、その天才が本当に何もしていないのであれば、その偉業は誰も知りえない。
現実世界にはチート級の天才というのは、いなくはないがごく稀な存在だと思う。
マンガや小説、ドラマに映画などのフィクションの中でむちゃくちゃ設定を覆すようなとんでもない存在を見たりして、こんな人はいないと思いながら楽しむ存在。
昨夜のこと、藤井聡太三段が竜王を獲得した。
それ以前からとんでもない偉業を数々成し遂げてきたので、それだけでも十分にこれまでの常識などを覆している。
この衝撃はすごい。将棋に詳しくなくても、この偉業はすごい。タイトルのうち半分、しかも最高峰のひとつ竜王とは。それを十代のうちに獲ってしまうというのは、八冠制覇もあり得る。
時代を同じくして、野球の世界では、大谷翔平というこれまたとんでもない天才がいる。
まさにマンガの主人公のような存在。
ピッチャーとして160キロのボールを投げ、試合にも勝つ、バッターとして160メートル以上の飛距離のホームランを飛ばし、ホームラン王争いを繰り広げる。
二刀流に否定的な人たちも認めてしまうほどの活躍だろう。
海の向こうでの大活躍が毎朝伝えられるたびにその活躍に元気づけられた人も少なくないと思う。
こう書いていると2人とも天才という言葉で片付けられてしまいそうだが、そうではない。
きっと並々ならぬ努力を重ねた結果なんだと思う。
努力の仕方を心得ていて、努力したことを無駄なく発揮できる能力が彼らにはあるとだと思う。
そうなると書き始めの言葉の意味が変わって見えてくるのではないだろうか。
「努力は必ず報われる。報われない努力があるならば、それはまだ努力と呼べない。」
何でもかんでもやればいいではなく、目標を定め、諦めず取り組む姿勢の先こそがその努力のゴールなのかもしれない。
自分の力を見極め、その力を最大限に引き出す能力。その能力を使い、何かを成すから天才は天才として光るのだろう。