見出し画像

【たまに映画】青春っていい、愛っていい。

6月-7月映画備忘録で書いています。
映画館、Netflix、Amazonプライム関係なく。

『・・・』 → 観た映画
【・・・】 → 観た映画を気になった人は、きっと好きだろう映画

たまにある

ああー、映画観たい!

ってときに思い出せるめもです。


『小さな恋のうた』

★★★★

青春×高校生×バンド×学園祭、私の大好物なワードばかり。
モンパチも好きだし、ライブシーンもいけてる。一人で泣いていた。
音楽がいいって、映画には本当に重要な要素。
友人との絆、兄妹の絆、国境を越えた絆、音楽は全てを超えて包んでいく。

普段から沖縄で暮らす高校生目線で基地問題や本編の生活が描かれていて、いわゆる「ザ・沖縄映画」(沖縄の方言とおばあがでる映画)から、一線を超えた、青春作品になっている。

いい歌。沖縄にも行きたくなる。

【中二病のやつにオススメ映画!】

★★★★

大好きな山下監督。青春×高校生×バンド×学園祭。中二病の人大好物でしょ。大学4年生の時に劇場でみた。当時、みんなが就職終わっていく中、映画業界の就活をひとり続けていた。いくつか内定をもらい、どこにいくか迷っている時に『リンダリンダリンダ』を観た。観終わった後にスカッと方向が決まった。ロボットに行って面白い青春映画を作ろうと思った。結局その想いは実現しなかった。が、まだ、これから。

「終わらない歌」のときの下駄箱のワンカットがなんか心に残っている。


『ボブという名の猫』

犬派ですが、猫映画。
実話である点、予告が頭の片隅に残っていたので気になり観ました。
人生何が起こるかわからないラッキーな例。人生はもっと辛い。こんなラッキーはほぼない。チャレンジしないと。でもチャンスを掴める人はいるようだ。実話だから。ハートが素直な人だったからこうなったのかな。

【猫好きにオススメ映画!】

★★★

吉祥寺を舞台に描かれた映画。アスミック時代に公開された作品。グーグーも作品も、とても可愛い癒される。猫アレルギーの私はグーグーを抱っこさせてもらって、くしゃみが止まらなかった。それも可愛いグーグーとの思い出。


『ザ・サークル』

社会インフラとして急成長しているSNSの成長を感じるようなスピード感ある展開を期待していたけど、全くの期待はずれ。話の流れも読めてしまうし、スピード感と驚きもないので、期待しただけに、残念極まりない。設定が面白そうだっただけ。見なくていいかもしれない映画。

【ザ・サークルに求めていたものはこっちじゃないか?!】

★★★★

起業家、カリスマ、夢、欲望、金、敵、味方、もうどんどん進んでいく展開。facebookの拡大のように、映画のテンポも良くどんどん進む。普段使っているSNSなだけに映画にも入り込みやすい。かなりおすすめです。

主人公が、少しニノに見えるのは私だけだろうか。。。


『天気の子』 【ネタバレあり!観る予定の人は鑑賞後に読んでくださいね】

★★★★★

凄く良かった。

愛が多くのことを乗り越えさせる。愛が人を強くする。愛が人を動かす。愛があれば、想いがあれば、変えることができる。人も、世界も。天気も。

新海監督の作品の中心には「愛」があり、そこに共感し惹きこまれていく感じがする。

『天気の子』の帆高にも、『君の名は。』の瀧くんにも、男目線だからか想いを重ねながら観てしまい胸が熱くなってしまう。

あー頑張れ、行け、やばいやばい、そうだよね、わかる、とか個人的に思ってるシーンで、そのタイミングで、”ちゃんと”RADWINPSの音楽が始まる。感情のまま涙が出てくる。素直に監督の演出の狙いにはまってしまう。でも、それが居心地がいい、映画の世界に入り込んでいる感じもする。

『天気の子』には、『君の名は。』好きな人にとってとても嬉しい、みんなが成長して生き続けている、時間軸がまた交わっているような、サプライズと嬉しさがある。

映画って2時間って制約があって。ある人の人生を、ある短い一部分を描くことが多い。でも、その主人公は、映画で描かれてなくても、当然、生きている。成長して、大人にもなるはず。

普段の生活で、何十年ぶりかに学生時代の友達に会った時、ああ大人になって変わったなぁ、子供いるんだなとか、その時、お互い長い間、時間軸が交わってなくても、それぞれの時間を歩んでいたんだと、ふと感じ、嬉しく思うことがある。それと似た感覚を、この映画でも感じる。映画を超えて、違う映画で出会えるって、そうそうはできない。すごい。


『君の名は。』では、瀧くんと三葉の愛が、町を救った。
『天気の子』では、帆高と陽菜の愛で、東京を水で沈めた。
この愛から生まれる世界のかたちの違いは、とても大きな違いであって、、、
帆高は自分でこっちを選択した。世界よりも、自分を選んだんだ。
私が帆高だったらどうするんだろうか。
帆高のまっすぐな想いや勢いやマインドは、自分を貫くこと。
ビジネスでも必要な要素だと思う。


なにはともあれ、この歌詞とこの曲を目を閉じて聴いてください。

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい
君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ

歌詞がストーリーと連動して変化していっている、ほんと素敵。


【もう観てるかもしれないけど、せっかくだし、また観てみなよ!】

★★★★★

立川シネマシティの極音上映でみた。音楽が最高の映画なので、映画館の音の環境はすごく重要です。内容に関してはもう説明不要なので省略。好きなシーンとやばいセリフをご紹介。

■一番好きなグッと来たシーン

たぶん、多くの人が同じかもしれないですが、三葉が手を開いたとき「好きだ」と書かれているシーン。

三葉の涙ながら前を向く表情と、スパークルの音楽の入り方といい、瀧くんのそう書いてしまった気持ちを考えると、「わかるわぁ」(男は多分みんなそうなんじゃないかな)とか、劇場でひとりで観ながら号泣。


■瀧くんのセリフでうわーとなった一言

お前に会いに来たんだ。
ホント、大変だったよ。お前すげー遠くにいるからさ。

「お前すげー遠くにいるからさ。」このセリフは、ふたりが初めて会えたシーンの初めの会話。でも、この一言がこの世界、時間軸、ふたりの関係、瀧くんの想いをあらわしている。

一瞬で、うわーって少し鳥肌。


■新海誠監督のこちらもおすすめ。

切ないんです、全体的に。愛があって。

この数々の世界の先に物語はつづいていくんでしょう。次回作も楽しみに待っています。

いいなと思ったら応援しよう!

つづく|Daisuke Tsuzuku
参考になったらサポートをお願いします。いただいたサポートは新たな取材・企画に使わせていただきます。