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【たまに映画】『ABYSS アビス』 来月9/15公開
いよいよ待っていた公開が来月になった。
それは、須藤蓮監督の2作目『ABYSS』だ。
■『ABYSS アビス』作品情報&予告
解説
「逆光」で監督デビューを果たした若手俳優・須藤蓮が、同作に続いて「ジョゼと虎と魚たち」などの脚本家・渡辺あやとタッグを組み、ある青年が死んだ兄の元恋人への恋心に沈んでいく姿を鮮やかな映像美で描いたラブストーリー。
渋谷のバーやモデルのアルバイトをしながら暮らしている23歳の青年ケイのもとに、行方不明になっていた兄ユウタが故郷の海で自殺したとの知らせが届く。ユウタの葬儀でただひとり泣き続ける女ルミと出会ったケイは、ユウタに乱暴され激しい憎悪を抱きながらも交際していた彼女に強くひかれる。やがて渋谷でルミと再会したケイは彼女への思いをさらに強めていくが、ある時、ルミの全てを知る。
須藤がケイ役で自ら主演を務め、「私の知らないあなたについて」の佐々木ありさがヒロインのルミを演じた。
■痛々しいほどのピュアとアートを感じる
数ヶ月前、映画が完成した初号試写で拝見させていただきました。久しぶりに古巣の六本木試写室に行き、昔からよく座っている最前列の角の方で観た。
映画『ABYSS』はとてもピュアで痛々しくて、人間の弱いところが丸裸に表現されている。アート映画のような、フランス映画のような。純愛であり、偏愛であり。孤独であり、愛が溢れていたり。ミニシアターで単館映画をよく観ていた20代の頃に出会った作品にも感じる。当時、毎週のようにたくさん観まくっていたけど、どことなく当時の懐かしい作風にも感じた。海辺のシーンはとても印象的で引きずりこまれていくようだった。美しく描かれていた。ミニシアター系が好きな人、アート系が好きな人は、絶対に見た方がいい。
「ケイ 夜に海みちゃだめだぞ、海の目と目があったら引きずり込まれて 死ぬぞ」予告の最初のこのセリフはとても重要なキーファクターであり、子供の声がとてもいい。
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