マガジンのカバー画像

Whole Earth Catalog

5
人生は今日をコレクション
運営しているクリエイター

記事一覧

2022年をどう生きたいか、覚え書き

2022年をどう生きたいか、覚え書き

社会人になってから、大学の時のように短期的に目標(レポートやコンテストや就活)を立てて、✔️して…というサイクルを描きづらくなった。

期限が定まっている中で全力を尽くすのはとても心地よかった一方、何十年と続いていく社会人生活の際限のない自由と責任を受け入れるのには、存外かなりの時間を要している。

受け身でいるだけでは何も達成した実感がないまま1年〜数年が過ぎ去っていってしまうのではないかと思う

もっとみる
過ぎ去った夏が作り出したあの透き通ったあなたを思い出した

過ぎ去った夏が作り出したあの透き通ったあなたを思い出した

10月に入って一気に秋めいてきた。
秋晴れの日は、空がいつもよりずっと高く感じられる。

9月末の平日、仕事を早く切り上げ、ここ2年間で最も私の夏を彩ってくれたバンドであるtetoのライブへ行ってきた。

tetoはいつも、過ぎ去りしものや失ったもの、今ここにはないものを慈しむ態度を教えてくれる。
特に、『拝啓』と『9月になること』がそう。

この曲を聴くと、かつて好きだった人のことを思い出す。

もっとみる
2021年4〜6月のこと(節制生活、堕落の旅)

2021年4〜6月のこと(節制生活、堕落の旅)

この記事から、早くも2ヶ月半が過ぎました。

Ⅰ.やるぞ!やっぱ無理!の狭間4〜5月前半、1日6〜8時間くらいを勉強に費やして簿記・TOEIC・IT系の資格を一気に取得し、かつ体型管理のために毎日ジムに通って食事は1日1000kcal以下、食費を月2.5kに抑えるストア派みたいな節制生活を淡々と遂行していた日々、「まだ頑張る気力が残ってたんだ!」と感動したのも束の間、5月後半にダウナーが入って「は

もっとみる
2021年3月のこと(引越し、卒業、青春18切符で巡る東北旅)

2021年3月のこと(引越し、卒業、青春18切符で巡る東北旅)

3月の夢から、醒めやらずにいる。

年度が終わり新たな生活に向けて動き出す3月は、昔から決まって印象深い出来事の多い月だった。まして今年は学生の最後の月ということで、とても重要なイベントが立て続けに起こった。学生生活のクライマックスを迎える中で、「あぁ、こうやって学生生活の幕が閉じるんだ」という感覚がずっとあった。

起こった出来事や考えたこと、何一つ忘れたくないな、と思う。だから私は、この1ヶ月

もっとみる
TOWER OF MUSIC LOVER/京都退屈日記

TOWER OF MUSIC LOVER/京都退屈日記

11月、高校の友人と京都を訪問した。
3年ぶり、6回目。1・2回目は修学旅行、3・5回目は大学入試、4回目は浪人していた時に行った。
現時点では住むことこそ叶っていないけれど、京都は私にとって何重もの意味を持つ街であり、京都への憧れやコンプレックスは私の青春そのものだ。

京都への偏愛、数えてみたら8つくらいあった。

偏愛その一、愛してやまないくるりの音楽を生んだ街であるところ。
今回の旅のテー

もっとみる