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【エッセイとお知らせなど】

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エッセイや詩に関するお知らせ、記録など
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#詩作

ひとり旅にはない地図(新しい詩誌のこと)

 以前、このnoteにも書いた。今年は個人誌を作ろうかな、と。  この2年くらいの間に書いた詩…

ひとりのときに香る霧(森茉莉と香水と)

 このところ眠りにつくまえに、最近書いた一篇の詩のなかの、漢字とひらがなを取りかえたり、…

ともし火と鏡からこぼれるもの

 詩をどう読み、書くかは人それぞれ。  詩集をほとんど読まなくても、詩人や過去の作品をあ…

わたしの詩の書き方 「はつ、ゆき」(詩集『ひかりの途上で』より)

 以前、「詩の教室」で自分の詩の書き方についてお話したことがありました。  そのときは「…

詩集までの、白い距離

 今年もカレンダーの最後の日へと、さまざまな出来事の思い出や余韻が流れこんでゆく。またす…

詩と日常の「あいだ」にあるもの

 夏の終わりごろから、このnoteにエッセイのようなものを少しずつ書いている。いちおう連作的…

喧騒から少し離れた場所で

いま、少しずつ書きためようと思っている『詩の日誌「抽斗の貝殻のように」』とは別に。 最近の詩作に対する気持ちをメモしておこうと思う。 というのも、数日前にX(旧Twitter)をしばらく休むことを告知してから、数人の方からお気遣いくださる内容のメールをいただいたこともあり。 その方々への返信としても。 今年は、わたしにとっては眩い宝石でありつづける大切な詩誌『hiver』の制作と販売から始まり、尊敬する書き手たちとのイベントや展示、朗読会や講演、そして「現代詩手帖」での新

「詩の教室」Q&A【1~15】

2022年1月23日に山口市立中央図書館で開催された 「詩の教室」への質問に回答した文章です。 …

「詩の教室」Q&A【16~34】

山口市立中央図書館で行われた「詩の教室」のQ&Aの続きです。 (Q&A【1~15】は別記事になって…