【企業Instagramの裏側大公開】SNSで「温度感」を届けるには/11月のレポート
こんにちは、TOPPANクロレの渡部です!こちらのnoteでは、毎月Instagramのインサイトを大公開し、運用する中での苦労や工夫、上手くいった施策などを等身大に発信しています。今回は、「SNSで『温度感』を届けるには」、11月のInstagramレポートをお届けします。ぜひ最後までご覧ください!
■SNSで「温度感」を届けるには
SNSでは、画面の向こう側に無数のユーザーがいて、直接会ったことのないユーザーともつながることができます。顔が見えないコミュニケーションでも同じ趣味や年代であれば仲良くなったり、生活の様子や等身大の感想を発信しているアカウントには親近感を抱いたりしますよね。一方で企業アカウントによる発信は、無味乾燥で一方的なものになりがちです。だからこそ、「このアカウントは面白いからフォローしよう」「いいねやコメントをしたくなる」と思ってもらえるアカウントになるためには、投稿の向こう側の人が見える「温度感」のある発信をすることが大切です。
そのような発信として真っ先に思い浮かぶのは、「中の人」の人格を前面に押し出したアカウントかと思います。しかし温度感を出すために、必ずしも中の人のユーモアあふれる投稿でバズる必要はありません。
当アカウントが、ユーザーにより身近に感じていただき、信頼を得るために行ってきたのは、次のような施策です。
・「中の人」のキャラクターを作成
運用担当者の顔をデフォルメし、個性を強調した似顔絵キャラクターを作成。投稿内に登場させています。繰り返し目に入ることで、フォロワーさんにも愛着を感じてもらいやすいですし、初めて見たユーザーの印象にも残りやすいです。
・アニメ風動画を作成
さらに、作成した似顔絵キャラクターを使ってアニメ風動画を作成。実際に当時の担当者3人で声を吹き込み、臨場感ある動画を目指しました。
・顔出し
毎日のようにSNSで顔を見ていたら、何となくその人に親近感を抱きませんか?実際に発信者や、お問い合わせしたら対応してくれる営業担当の顔が見えるアカウントにすることで、信頼感の醸成につながります。
・投稿の表紙にも登場
さらに投稿の表紙にも中の人が登場することで、文字通り「顔が見えるアカウント」にパワーアップしました。
当社が行った施策は以上ですが、他にもたとえば会社や商品のストーリー・開発秘話を伝える、担当者イチオシの商品について熱く語るといった手法も考えられます。
「温度感を出す」と言うと難しく感じるかもしれませんが、「その企業らしさを出す」ことと言い換えればアイディアが浮かんでくるのではないでしょうか。
■11月の運用レポート
・閲覧数、リーチしたアカウント数
ビュー数(閲覧数)は前月比16.2%増、リーチ数は前月比44.4%増でした。前月よりも多くのユーザーに投稿を届けることができました。
・プロフィールへのアクセス数
・インタラクション
インタラクションは前月比25.5%減。特にフィード投稿へのインタラクションが減少しています。
・リール動画のインタラクション
・投稿のインタラクション
・フォロワー数
53フォロワー増えたものの、フォロー解除も多く、最終的な増加数は30フォロワーとなりました。
・今月のビュー数TOP3
「インスタ代表の最新発表!リーチの伸ばし方」
「ユーザーの興味を引く!バズるリール作り方」
「知らないと損!2025年最新アルゴリズムPart1」
・今月のインタラクション数TOP3
「インスタ外にリーチ拡大!検索エンジンに表示される方法」
「ユーザーの興味を引く!バズるリール作り方」
「急に投稿が伸びなくなったら……シャドウバンチェック法」
傾向としては、Instagramに関する専門的な知識や最新情報が依然として人気です。
・所感
調子が良かった前月と比較し、伸び悩んだ11月。広告運用に関するテーマなど、企業アカウント向けの投稿をした日にフォロワーが大きく減る傾向にありました。当アカウントのターゲットはあくまでも企業アカウントのご担当者様なので、減ったフォロワーはきっとターゲットではなかったんだ…と言い聞かせ、前向きに運用を続けていきます。
■最後に
11月はフォロワー数も伸び悩み、なかなか一筋縄にはいかないインスタ運用ですが、焦らずコツコツと分析・投稿を繰り返していきます。引き続き運用する中での気づきをご共有していければと思いますので、ぜひフォローしてお待ちください。
もちろんInstagramのフォローもよろしくお願いいたします!!!
https://www.instagram.com/toppancolorer_sns/
最後までお読みいただき、ありがとうございました!