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タネの保存

タネの寿命について書いたので、タネの保存についても覚書を残しておこう。

タネは冷蔵庫で保存すべし

一般にタネは湿度20〜25%、温度5℃以下で保存するのが理想。うちはパントリーで保存していた(冬は5℃以下だし、夏もせいぜい15℃くらいだと思う・・・)が、本当は冷蔵庫保存なんですね。冷蔵庫、もう一個買おうかな。。。冷蔵庫以外の環境がどれほどよろしくないかは後述のハリントンの法則を参照頂きたい。

乾燥した状態で保存

水分があると発芽のスイッチが入ってしまうため。因みに、プライミング種子は既に水分を吸って発芽のスイッチが入った状態で販売されているため、保存はできない。

冷蔵庫は紙袋(湿気の調整と、酸素の供給)、冷凍庫は缶などで密閉

冷蔵庫は乾燥しているので、低い湿度を保つため紙袋が保存に適している(茶封筒で良いらしい)。あと、地元のタネ屋さんには「呼吸ができなくなるので、紙袋かジップロックなら少し口を開けて保存を」と言われた。因みに冷凍保存はマイナス20℃が理想。家庭用冷凍庫はマイナス18℃なのでかなりいけている。マイナス20℃を下回ると死亡するタネもいるので注意。本によると、冷蔵〜5年、冷凍〜20年保存可能と。夢が広がりすぎる・・・でも管理が大変そう。。

ハリントンの法則

湿度が1%上がると発芽率は半減。保存温度が5℃上がっても半減。これを聞くと保存環境の大切さが分かる。やっぱり冷蔵庫なのね。。

冷蔵庫で冷やすと翌年発芽率は上がる。(こともある?)

冷蔵庫で1〜2ヶ月冷やすと発芽が良くなる。低温によって、または時間の経過によって休眠が打破される・・らしい。(ここ、よくわからなかった。)

有効期限はメーカーが確認した発芽率を保証したもの。タネの寿命はもっと長い。

基本的に室内環境で保存すれば種の寿命は数年はある。


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