読書ノオト | あるかしら書店 / ヨシタケシンスケ
読書レビューで見かける、ヨシタケシンスケさん。
北斎漫画みたいだ、と思うのは私だけ? だろうか?
ずっと気になっていたんだけれど、図書館の棚で、益田ミリさんのそばに合ったので、つい手に取ってしいました。
小さい絵がいっぱい詰まっていて、北斎漫画みたいだ、と言うのが第一印象。
イラストがかわいらしくて、ほのぼのします。
とは言うものの、ところどころ、毒があるんだよなぁ。(笑)
ありそうでない、のか、
なさそうで、あるのか?
夢を見させてくれるのか、
現実と向き合わせてくれるのか?
サッカー漫画で言うところの ”地を這うシュート” のように、境界すれすれを描いているのが、良いのかも知れない。
時々、フラッシュ・モブのような集団が描かれていて、画面が賑やかになります。
以前、「大豆田とわ子」のと木に、未熟な読者という考え方を紹介したことがあるのだけれど、
「また来週!」は、「大豆田とわ子」に没入したままの視聴者を日常に連れ戻す優しい仕掛け、だと思う。|pot-au-feu / ぽとふ (「うにぱぱ」より変更中)|note
そういった意味では、読書が終わったら現実に戻してくれる作者の仕掛けが有るように感じる。
特に、作家志望の方に向けた物なのだろうか?
気持ちが引き締まるエンディングです。
出版は、2017年6月20日。ポプラ社から出版されています。
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