前回記事のアンケートにご回答くださったみなさん、本当にありがとうございました。 お知らせが滞ったまま、通信第2号(#002)が発刊中です。創刊号(#001)は売り切れてしまったのですが、別のかたちで刊行する可能性もありますので、ご容赦ください。 今回は、これまでブログ等であまり明らかにしてこなかった警察官からの性暴力について検証しています。事情聴取の様子や当時の心境、朝日新聞社の対応など、踏み込んだ内容になっています。 さまざまな事情から少部数で、一般書店には今のところ
この夏からウネリウネラは新企画「UNERIUNERA通信」を始めます。 A5版フルカラー20ページ程度の冊子で、現状予定しているテーマは「性暴力」と「脳死と臓器移植」です。 まずは性暴力被害の件に取り組みます。ウネラの身に起こったことの事実関係を整理し問題点を整理するとともに、ウネラの心のありようや行動なども、明らかにしていきたいと思います。 以前ブログで「甲子園がつらい」という記事など一連、多く読んでいただきましたが、それ以前の別な取材における性暴力被害につい
昨日から「マガジン9」というメディアでウネリウネラの連載企画がスタートしました。タイトルは「映画から考える3・11」。隔週で水曜日更新予定です。 首都圏から今年3月に福島に越してきた私たちは、震災と原発事故についていかに何も知らないか、これまでいかにこの問題を素通りしてきてしまったか、ということを痛感しました。 けれど、何も知らずにここまで来てしまった私たちにいやな顔ひとつせず、それぞれの被災体験や原発と被ばくの問題などを、丁寧に解きほぐしながら教えてくれる人たちに
昨日、体調がいまいちで寝るのも落ち着かない感じだったので、思い切ってサイトのデザインをリニューアルしてみました。まだ途中なのですが、今後「ウネリウネラ」の運営をどうするか、考えるところもあり、少し気分転換です。よければ見ていってください。 ここからが本題。 今日から「マガジン9」さんで、ウネリウネラの企画がスタートします。何時ごろ配信されるかわからないのですが、お楽しみに。 プロフィールがすでに掲載されていたので、ご紹介です。 ぜひお読みください。 キーワードは「映
9月、福島県双葉町に東日本大震災・原子力災害伝承館(伝承館)がオープンしました。 伝承館については、オープン前からさまざまな問題が指摘され、オープン直後も物議を醸しています。 けれど、それを肌身で感じるのはおそらく私たちが福島県にいるからこそで、震災や原発事故にあまり関心のない多くの人たちには、何が問題なのか、イメージできないかもしれません。 そこで、ウネリウネラでは、伝承館について今後連載企画を展開し、伝承館を通じて原発事故と被災地、被災者のことを考えていきたいと思い
昨日、ウネリこと牧内昇平の記事がビジネスインサイダージャパンに掲載されました。哲学者の森岡正博さんに新著「生まれてこないほうが良かったのか?-生命の哲学へ!」(筑摩選書)についてインタビューさせていただきました。 記事のなかで森岡さんは反出生主義に関心を持った理由をこう話しています。 私自身が「生まれてこなければよかったんじゃないか」という問いを、ずっと持っているからです。誕生を否定する思いが私の中の奥深いところにある。でもなんとかしたい、そこにとどまっているわけには
この夏のある日の、子どもとのできごとを、ウネリが書いています。 今伝えたいことも込めています。読んでいただけたらうれしいです。 誰の心も、侵されてはならないと強く思っています。
11月(一部地域12月)に全国各地で「過労死等防止対策推進シンポジウム」(厚労省主催)が開かれます。そのうち、北海道、福島、埼玉、山梨の4会場で、牧内昇平(ウネリ)がお話する機会をいただきました。多くの方々に参加していただきたく、以下ウネリのメッセージとともに、ご案内いたします。 ********** 過労死の取材をはじめて9年になります。もともとは、私自身が「働きすぎ」で家族につらい思いをさせてしまったことがきっかけでした。そして取材を通じ、過労死が「誰の身にも起
「ウネリウネラ」では春先「福島の歌人・俳人たち」という企画を勝手に立ち上げていました。 その第一回としてウネリが取材させていただいた福島市の歌人・齋藤芳生(さいとう・よしき)さんの歌集『花の渦』が、第7回佐藤佐太郎短歌賞を受賞されました。おめでとうございます。 とても素敵な歌集なので、未読の方はぜひ。↓ 『花の渦』(現代短歌社HP) 記事にも書いた通り、私たちは越してきた当時から、福島の人たちや福島の地が抱える問題とどう関わっていけばいいのかを模索していまし
日本学術会議事件について、しつこく続編記事を書いています。 前回の記事は思わぬ反響をいただき、見知らぬ方が一部英訳までしてくださっている、と人づてに聞いています。ありがとうございます。 この件に関しては、あまり興味を持てないという方にこそ届けたい、と思ってふたりであれこれ苦戦しながら書いています。 政治によって傷つけられているという感覚を、私たちウネリウネラは持っています。それを多くの人と共有したいと考えています。 身近な問題としてとらえてもらえたら嬉しいです。
きょう未明、ふと目が覚めて【ウネラのブログ】のほうに書きました。昨晩6歳の子との会話の中でおもしろかったことを忘れないうちに、と思って。短いのでぜひどうぞ。みなさんは、本を読んでいる時、登場人物の声って聴こえているものですか? 「ウネリウネラ」サイトとは別にこの「ウネラのブログ」があるのは、なんというか…「ウネリウネラ」開設当初は私は朝日新聞をやめていたけど、ウネリはまだ同社に勤めている状態だったんですね。 「ウネラのブログ」は私の想念みたいなものとか趣味とか、いわば極私
身近な生活のなかには、小さな光を感じる出来事もたくさんあり、本当はもっと書きたいことが溜まっているのですが、こればかりは早いうちに書かねばなるまいと思って、書きました。菅首相によるいわゆる「日本学術会議」新会員任命拒否問題です。ウネリウネラはこれを「日本学術会議事件」と呼ぶことにしました。 記事にも書いた通り、「日本学術会議」などと聞くと何かたいそうな感じがして、多くの人たちにとっては自分と縁遠いことのような気がしてしまうかもしれません。ですが、この「事件」は「学者」や「政
連投ですが、前の記事の詳報です。 たとえ少額でも慰謝料が認められるということは「事故の被害者」と認められるということであり、それは当事者の方たちにとっては「天と地ほどの違い」だと思うと書いています。 私たちウネリウネラはこの件の専門家や当事者といえる者ではありません。むしろ、外からやってきた者です。 けれどそういう私たちだからこそ、はじめてこの問題に接する人たちにもわかる言葉で伝えたいと思って書いています。 間違いや、わかりにくいと思われたところなど、本当にどんどん指
【ウネリウネラ】「生業訴訟」東電と国に「法的責任」 一審の福島地裁判決に引き続き、原発事故について東電と国の「法的責任」が認められました。詳細はまた後ほど更新します。 #原発事故 #生業訴訟
ウネリが今朝、仙台高裁へ出かけていきました。 「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」(生業訴訟)、きょう判決です。 私たちもまだまだ不勉強ながら、昨日このような記事を書いています。これまでの経緯を知らない人や、よくわからない、正直あまり関心をもってこなかった…という方にもぜひ読んでいただけたらうれしいです。なるべくわかりやすく書く努力をしました。 今後もみなさんと一緒に考えたり、いろいろ教えていただいたりしていけたら、と思っています。 判決の結果がわかったら、また
以前観たキム・ボラ監督の映画「はちどり」について、ウネリウネラで対談しました。 この映画を観たウネラがとても奇妙な体験をしたので、そのことを中心に話し合っています。自分自身の内面に踏み込む内容で、少し勇気が要りました。 上下2回にわたる記事ですので、読んでいただけたらうれしいです。 「ウネリウネラ」は不完全な手作りサイトなんですが、トップページの「ブログ」というメニューから入ってもらうと、一応記事を何個かのカテゴリに分けていたりします。 その中にある「中身のある/ない