🐉衣装歴史学 其の一、坂本龍馬 七十四
七十四、
前稿で高杉の記述に関して失敗をした。のだが、ちょっとスピリチュアルな感興で、これは晋作がもっと自分の事を書いて欲しいのでは…なんぞ。
“君、もっと僕の事を書けよ”
相当なお坊ちゃん育ちで我儘で固い仕事が大嫌い。
だのに、皆から愛された。
不思議な人物だ。幕末期の動乱の資料を、目を通すだけでなく、もう少し深入りすると高杉の人間性と彼を取り巻く人々の感情などが結構無防備に現れていて、はっきり言ってドラマや小説よりも面白い。
しかしテーマは坂本なのだ…
そこ