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なぜ最近のお子さまは柔軟性が低下しているのか?それに伴う運動機能の落ち込みとは

子育てをされている親御さま、療育に関わるお仕事をされている皆さま、こんにちは!



運動療育のグッチです!




早速ですが、皆さまが関わっているお子さまは、【ブリッジ】できますでしょうか?



みなさまが、幼稚園や小学校の運動の時間によくされたのでは、ないでしょうか?




今回は、最近のお子さまの柔軟性の低下に伴う、運動機能の落ち込みついてお伝えいたします。




まずは柔軟性の大切さについて、お伝えします。
筋肉はよくゴムに例えられます。輪ゴムを想像していただきたいのですが、輪ゴムを長く伸ばせば、伸ばすほどパチンと強い力が生まれるように、筋肉もよく伸びるほど、力が生まれやすいです。



筋肉が硬い状態ですと、力が生まれにくいため、鉄棒や跳び箱などを行う上で、力が発揮できずなかなか成功しにくくなります。



また筋肉の柔軟性が低いと、関節が動きにくい状態になりますので、捻挫など怪我に繋がる可能性が高くなります。



ですので、筋肉の柔軟性は、とても大切なのです。




そして【ブリッジ】は、身体の全面の筋肉(腹筋や首、腕、手首など)の柔軟性がないと、成功する事が難しいのです。



最近、スマートフォンの普及に伴い、手元で視聴する時間が長くなりました。頭を前に曲げ、身体も丸まる姿勢となったり、手元でスマートフォンを持つ事で手首などが曲がったままの状態となったりすることで、身体が硬くなり、柔軟性が低下しやすい状態になります。




お子さまの柔軟性がどんな状態なのか、ブリッジでお試しをしていただきたいのですが、注意点があります。急にブリッジを行うと、硬い筋肉が伸ばされるため、筋肉が切れてしまったり、失敗すると重大な事故に繋がる可能性があります。もしブリッジをされる際は、大人がいつでもお子さまを支えられるよう、そばに着いておく事や、タオルなどを床に引いておく事をおすすめします。




今回は、最近のお子さまが柔軟性の低下をしている理由と、柔軟性の大切さについてお伝えさせていただきました。



次回は、お子さまの柔軟性の向上に繋げるための具体的なアプローチについてお伝えいたします。




これからも、皆様のお役に立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

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