文学フリマ東京36に行ってきました(1/2)
2023年5月21日(日)、文学フリマ東京36に行ってきました。
https://bunfree.net/event/tokyo36/
会場まで
事前にあまり調べておらず「大森駅から歩けばええな!」と、大森駅から歩くことにしました。
改めて地図を見ると、遠いですね……。
地図を読むのが苦手なわたしは、途中、同じ公園のまわりを2周しました。不審者ではない。たぶん。
しながわ水族館はここにあるのかー、となりました(おい、ルートが全然ちゃうやんけー by今の自分)。
会場へ到着
写真を撮っている人が多かったので、右へならえで撮る。
最初はベリショーズのブースへ。
ベリショーズ四天王のむうさん、そるとばたあさん、たらはかにさん、椿あやかさんにお会いしました(undoodnuが今勝手に考えただけです)。
そしてベリショーズ四天王のむうさん、そるとばたあさん、たらはかにさん、椿あやかさん、三文魔女さんの本を購入しました。四天王が5人いる……!(undoodnuが今勝手に考えただけです)
次にどういう順序でまわったのか忘れました。我、日記向いていないorz
購入した本の感想(1/2)
購入した本にランダムで読む順番を決めて、読んでいます(現在進行形)。
今回は全体の半分くらいまで読んだ分について、簡単に感想を述べていきます。
本の写真も撮ったのですが、腕が悪すぎるためリンクに……。
理科大読書クラブさん ゆぷしろんvol.9
霜雪雨多さん『老婆よ、光となれ』
わたしがターボばあちゃんを初めて知ったのは、デビルサマナーソウルハッカーズというゲームだった。
攻略本(時代を感じる)を持っていたので、少しだけ詳しい。
……というわたしのことはどうでもいい。
高速で走る例のヤツ。
怪異を観測しようとして、ちゃんと観測できているのが面白い。
研究が進むことを願う。
望月薫さん『願い事』
他から見ると、もう叶っているのではないか、と思われることも、当人にとっては大事だったりする。
だが、適当に願ってしまうことは結構ある。
後者に当たってしまったら、願われる側もウゲーとなるだろう、などと考えた。
ただ、願われる側は区別するだろうか。できるだろうか。分からない。
志賀文月さん『鯉と群青』
人が亡くなると、生前にもっとできることはあったんじゃないか。せめて今からでも……!
そう思ってもらえるだけでも、故人にとっては嬉しいことだろう。
丁寧な描写で、主人公が物語をあるべき方向に持っていってくれて心地よい。
わたしだったら、二日酔いだ……やっぱ無理、となるだろう。駄目人間。
月見夢見さん『月光』
幻想なのか、トランス状態からの超パワー的な何かなのか。
前世? 来世? 永遠?
読んでいて、考えが頭を巡る。
ラストはそこに辿り着くのね。納得。
東睦喜さん『インスタントフィクション - 宵の酔い』
きっとうまくいくでしょう。
優しい気持ちになりました。
むうさん すぎる三にんぐみ
いいおはなしすぎる。
るるるるんさん るるるるんvol.4
UNIさん『たとえば鯨骨生物群集』
貼ったら忘れる、勝手に剝がれても忘れられたまま。
吐き出して生きていく。
生き方のコツみたいな、あるいは骨。
松田の洋品店のくだりが好きです。
3月クララさん『影は夜、自由な透明になる』
一緒に暮らしていた家族でも分からない謎。
絶妙に貼り付いた薄い糊が、小さな秘密となって。
特別と、そうではない普通。めくれてしまえばもうどちらか分からない。
かとうひろみさん『三十年/三百年/永遠』
LIFE SHIFTという言葉が少し前に流行りましたが、それが200年、300年と続くと我々はどうなってしまうのか。
肉体は保てても、精神は保てるのか。
付箋のように貼って剥がしてと適応していくしかないのか。
あるかどうか分からない未来の一つの事例として楽しめました。
ファビアンさん きょうも芸の夢をみる
サインをいただきましたので、ここだけは写真をば。
どのお話も、ファビアンさんにしか書けないだろうなあと思いながら読みました。
好きな作品を3つ挙げるとすれば、
「笑いの神様」「むかしむかし、ある喫煙所に」「しっくすん」「スケルトン」
です。あ、4つになってしもた。
以下はわたしが考えた漫才の一部です。なんだそりゃ。
次回へ続く……!