トルコ・フェティエでトルコ料理
トルコ料理と言えば世界三大料理の1つ。トルコはアジアとヨーロッパの両方に位置するため、東西の食文化が融合し豊かなバリエーションを持つとされています。
前回まだアメリカに住んでいたときにトルコを訪れて、カッパドキアの小さい村にある洞窟ホテルのディナーが美味しくて感動したのを覚えています。
それからアメリカでもたまにトルコ料理店に。ところがスペインに引っ越してきてからは、トルコ人経営のお店はケバブ屋ばかりで、トルコで食べた美味しいトルコ料理とは程遠く、やっと本場のトルコ料理です。
今回はできるだけ色々な種類の料理を食べてスペインでいくつか自分で作るのが目標。やはり一回本場で食べてから作りたいです。
ギリシャのロドス島からボートでトルコのエーゲ海沿いの街、フェティエにたどり着いたのは夕飯時。
トルコ料理第一号は
フェティエでのトルコ料理第一号は、お腹が空いていたのでとりあえずホテルの近所のレストランへ。
オーダーしていないのについてきた数々。トマトベースのディップ、サルチャやパンにサラダなどが付いてくるのは嬉しいです。サルチャがすっかり気に入りました。
トルコ版水餃子のマントゥ。
チキンシシケバブ。ラムを頼んだのに間違えて持ってきて、変えてもらえなかった…
両方とも普通に美味しかったです。
久しぶりだと勝手が分からず、アルコールを頼もうとしたら、「はぁっ?」と反応だったので、そっかこういうお店はやっぱりないか…
アルコールを求めて!
レストランにアルコールがなかったので、海沿いの繁華街に行ったらバーが並んでいました。やはりトルコは宗教上アルコールの値段が高いです。
トルコで真っ先に試したかったのはこれ!アメリカでも何度か買った懐かしのYeni Raki。ラクというアニスシードが香るぶどうが原料の蒸留酒で、ギリシャのウゾと同様です。
氷だけが入ったグラス、ラクの入ったグラス、水の入ったグラスを持ってくるので、ラクと水を1対1の割合で氷の入ったグラスに注ぐと…
透明から白濁に変わります!
以前イスタンブールでラクを飲みすぎて二日酔いになった記憶が蘇ってきました。かなり強いので今回は一杯だけに。懐かしの味でした。
町で朝食を探し求めて
翌朝、ホテルには朝食が付いていなかったので朝食を求めて街をふらふらしているとブレクのお店が!いわゆるフィロ(薄いパイ生地)のペストリーで中に具が入っています。
ほうれん草もミートもごく普通でしたが、野菜不足になりがちの旅行中にトマトときゅうり付いてくるのは嬉しいです。
初めての本場の味
そしてランチは、バス出発前にバスターミナル近くのショッピングセンターのフードコートへ。
フードコート、そしてチェーン店なので期待値がかなり低かったせいか、このトルコ版薄いピザ、ラフマクンがカリッとしていて軽くて美味しかった!そしてやっぱりサラダが。
実は去年、イギリスにあるとある巨大市場で初めてラフマクンを食べたのですが、びっくりするほど不味かったんです↓やっぱり見た目も全然違う。
結局フェティエはネコとトルコ料理で終わりました。
次回は世界遺産のパムッカレです。