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短歌

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0402 短歌



2020年2月 - 3月の短歌、20首。

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春、なにか大事なことを忘れているような気がして口を噤んだ

1時間あれば来れると知っていて1度も見なかった夜の海

たぶん明日世界が終わってしまうから君だけといるため海に来た

白く染まる息の向こうで唇に添える人差し指の細さよ

潮風がひときわ強く吹きなびくあなたの髪に透ける朝焼け

夢をみるクジラの背び

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