1979年のBGMで、2024年をふりかえる。
先日、私宛にnoteまとめが届きました。
上位3位がダントツで多かったのです。
最初、訳が分からなかったのですが、どうやらこの3つは「太陽を盗んだ男」と「沼るパイ」でGoogleの検索上位に来ているようです。
そのかわり、単なる検索結果に現れた情報として読まれていますので、「スキ❤」をいただく割合はとても少ないのです。
とは言え、大好きな映画の記事が皆さんに読まれてもらって、大変光栄に思います。
今年のラストはこの曲で締めくくりたいと思います。
「太陽を盗んだ男」('79)のエンドロールで流れるメインテーマ。
荒唐無稽なアクション映画でありながら、ただの娯楽作品の枠に当てはまらない怪作の最後は、井上堯之 による、おだやかで優し気なメロディが唖然とした観客の心を慰めてくれます。
「どんな悪夢のような展開でも、やがて安らぎは訪れる」
肩をたたかれながら、背中をさすられながら
温かい何かに寄り添われているような気がします。