短歌10首「板チョコレート」
横並び君はいつも左側利き手のせいで見えない裏面
「半分こ」君の提案嬉しくてうまく割れない板チョコレート
君はいつも無理なお酒で赤くなるでも僕にとっては親しい色なの
僕のことつまらなくてごめんなさい これは調査なんだ 恋人捜査
今日くらい猫かぶっていくからね 君はいつも血液型で決めつけるから
この都心で君と数えた星の数僅かしかなく笑いあった日
立ちあがり最後の直線過熱して 君からの着信が邪魔をして
キミの目すべてを吸い込み透き通るボクの左胸激しく動く
ハイテンポにタイプされた文字たちを届け想いよ頼んだぞ電波
愛告げて高鳴る心共にして重い石のように君を待っている
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