異性に対する思いこみは父親が深く関係している。
″あなたは異性に対して
どんな思いこみを抱えていますか?″
もしかしたら、それは父親の愛情不足や父親に対するネガティブな印象が根付いているからかもしれません。
父との記憶
わたしは、小さい頃の父の記憶がほとんど残っていません。母がいうには赤ちゃんの時から「抱っこはママじゃないとダメ」だったようです。
眠ってから父親に預けるようにしていたようですが父親だと分かると愚図ってしまい毎回なので母も困ったようです(^_^;)
父から聞いた話
一度だけ、わたしは父を励ました事がありました。それは中学生の頃、両親が大喧嘩をして母が実家へ帰ってしまったとき。
わたしは、父から母への想いを沢山聞かされました。出逢いから二人の馴初めを写真を見せながら語ってくれました。泣きながら話す父に私も母に戻ってきてほしくて二人して泣き新婚旅行の二人の写真を父のベッド脇に飾っておきました。
その時は毎日トランプをしたり父を元気づけた記憶があります。
母から聞いた話
大人になってから母から父の事を語られた時は驚愕と共に残念な気持ちになりました。「嘘つきでせこくて自己中心的な父」母の視点から見たらそんな風にイメージしました。
だけども、子からの視点はそんな人でも父親には変わりないのだということ。母を苦しめたのは酷いと思いつつも離婚した父を悪くいう母もなんだかなあーと思った事もありました。
わたしの異性に対する思いこみ
父親へのイメージが、恋愛にも直結してるなと気づいたのは結婚を意識して付き合った人からでした。
よく、女性は父親みたいな人と結婚すると上手くいくと言いますが私は父親みたいな人は避けていました。
だけど避けようと思うほど、実際にはそうゆう人を引き寄せ自ら選択してきたのだと気づいた時にハッとしました。
私は父親からの愛情不足を恋愛で満たそうと思っていたんだということに。
余命宣告
2012年に会ったきり。最後に交した会話は「あなたは大丈夫でしょう。だから連絡しなかった」の言葉でした。去年の7月でした。
兄から聞いた末期ガンと余命宣告。
散々迷惑をかけた兄は父から拒否されていて連絡が取れず、私も8月に電話した時には拒否されているようでした。
これ以上は深く書けませんが、わたしはようやくここで父親のイメージを潜在意識にて書き換えしすべてを許しました。
ようやくです。
おわりに
人は潜在意識に書かれた記憶というのを気づかずに、価値観と思いこみ偏ったものの見方で人をジャッジしている事があるとおもいます。私は特に恋愛に対してもネガティブな体験が多かった為、異性に対するネガティブな印象が普通になってました。でも蓋を開けてみたらその奥には父親にもっと愛されたかった可愛がられたかったってことがわかりました。自分が無意識で選択してきた事実と向き合うとその背景には必ず幼少期にたどり着く。思いこみは洗脳と同じで潜在意識を書き換える事はできるということ。
今日のために
すべては自分が源で自分が選択してきたことを知ると、すべてが繋がる。過去の嫌な体験はすべて今日のために繋がっているのです。
今、最高に幸せで二人で未来を創っていくとコミットメントしたパートナーとわたしは、過去の体験があるからこそ「出逢えたんだ」と互いに感じ、互いに「必要とされたい、必要なんだ」という思いがガチっと一致し、二人で力を合わせて使命を果たしたいとエネルギーを高めています。
そのときわたしは、「父親を嫌っていた自分を許した事で父親から受ける愛情って本来こんな感じなんだろうなぁー」と思われせてくれるパートナーの無償の愛を日々受け取りしあわせを噛み締めています。
魂で共鳴しあった絆はすでに家族のようにしっかりと繋がって離れない見えないエネルギーで護られているのを感じています。