歌詞 『旅立ちの歌』
一、
遥かな時の夢を紡(つむ)ぐ夜(よ)は明けゆく
遠く暗い山並(やまな)みに
白い陽(ひ)の燃える様な瞬(またた)きが映えてる
風は草の海を飛び
旅人の目覚めの頬を冷たく撫(な)でてく
空と地平の彼方に思いを馳(は)せ
さあ、ゆこうよ果てしなく光溢(あふ)れる道
今こそ神秘の世界は開ける
静かにそよぐ木だけが歩む影を見つめる
二、
謎の扉を開く鍵は人を魅(み)せる
愛と希望の力を
妖精に託された王冠が隠され
忘れられた伝説は
旅人を封印のラビリンスにいざなう
星の女神に守護(しゅご)の祈りを捧げ
さあ、ゆこうよ不思議なる剣と魔法の国
危険な探索の旅は始まる
竪琴(たてごと)の音色だけが冒険を物語る
(1994)