見出し画像

職場の空気を壊す“やばい上司”の口癖9選

こんにちは。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。

職場の雰囲気が悪くなると、業務効率やチームのモチベーションに悪影響が出ます。
そして、職場の空気を作るのは、上司の言動が大きな鍵を握っています。
特に、上司の「何気ない口癖」が部下の心にどれだけ影響を与えるか、意外と気づかれていないことが多いです。

今回は、職場の空気を壊す「やばい口癖」を9つ厳選しました。
これらの言葉が習慣化している場合、部下や周囲の信頼を知らず知らずのうちに失っているかもしれません。
改善ポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてください。

よろしければ私のYouTubeチャンネルも是非ご注目ください。
youtubeチャンネルはこちら空手家社長のキャリアアップ道場


1.「前も言ったよね?」

何度も同じことを説明するのは確かに面倒かもしれませんが、この言葉は部下に「また失敗した」「自分はダメなんだ」と思わせてしまいます。
上司としては「注意しているだけ」のつもりでも、部下にとっては冷たい言葉に感じられることが多いです。
この結果、部下は報告や相談を躊躇するようになり、コミュニケーションの質が下がってしまいます。

「念のためもう一度確認しておこうか」といった柔らかい言い方に変えるだけで、部下は「ミスを責められている」ではなく「確認を促されている」と感じるようになります。

2.「なんでこんなことも分からないの?」

特に新人や若手に対して、つい言ってしまう一言です。
この言葉は、部下の自尊心を傷つけるだけでなく、挑戦する意欲そのものを奪ってしまいます。
「努力しても認められない」と感じると、部下は萎縮してしまい、ミスを恐れるあまり挑戦を避けるようになります。

「ここが分かりづらかったかもしれないね。どこが難しかったか一緒に確認しようか」
と声をかけることで、部下は「自分の成長を支えてくれている」と感じることができます。

3.「だから言ったじゃないか」

ミスが発生したとき、真っ先に言いたくなるこの一言。
しかし、部下にとっては「結果を責められるだけ」の言葉であり、次の行動につながりません。
この発言が繰り返されると、部下はミスを隠そうとするようになり、結果的に報連相が不足する職場環境になってしまいます。

「次はこうしてみよう。今回の経験をどう活かせるか考えてみようか」と未来志向の言葉に変えるだけで、部下はミスを前向きに捉えられるようになります。

4.「俺の若い頃は…」

自分の過去の経験を語りたくなる気持ちは分かります。
ただ、その内容が「自慢話」に聞こえたり、今の時代や状況と関係のないものだった場合、部下は「それがどう今に役立つの?」と感じます。
特に、若手世代は「時代が違う」「古い考え方だな」と反発することも少なくありません。

過去の話をする際は、「昔はこうだったけど、今ならこう応用できるよね」と、部下にとって参考になる形にアレンジして伝えるのがポイントです。

5.「とりあえずやっといて」

この曖昧な指示は、部下に大きな不安を与えます。
「何をどこまでやればいいのか分からない」「適当にやっておけばいいのかな」と感じさせてしまい、最終的にはお互いに無駄な手戻りが発生する原因になります。

指示を出すときは、「これをここまでやっておいて」と具体的に範囲を明確に伝えることを意識しましょう。
さらに、「この部分は特に優先してほしい」と付け加えることで、部下は安心して動けるようになります。

6.「君に任せたけど、こうすれば良かったのに」

仕事を任された部下にとって、後から「こうしたほうが良かった」と言われるのはかなり辛いものです。
「だったら最初から言ってくれれば良かったのに」と感じるだけでなく、次回以降は自信を持って行動できなくなります。

「次回こういうやり方も試してみようか」と、未来志向のアドバイスを心がけることで、部下の意欲を失わせずに成長を促すことができます。

7.「それ、意味あるの?」

部下が一生懸命取り組んでいることに対して、この言葉を言ってしまうと、「自分の努力を全否定された」と感じさせてしまいます。
効率が悪いと思ったとしても、いきなり否定するのではなく、まず相手の意図を聞くことが重要です。

「どうしてこの方法を選んだの?」
「これをやることでどんな結果を期待している?」
といった質問を投げかけることで、部下の考えを引き出しつつ、建設的なアドバイスをする余地を作れます。

8.「今それやる必要ある?」

優先順位が自分と異なるときに使いがちな言葉です。
この発言は、部下に「君の判断は間違っている」というメッセージとして受け取られがちです。
その結果、部下は自分で考えて動くことを避けるようになり、受動的な働き方に陥ります。

「この仕事を優先したほうが効率的だと思うけど、どう思う?」と、相手の考えを尊重しながら指摘すると、部下も前向きに受け取れるようになります。

9.「もう辞めたいんだけど」とネガティブな発言をする

職場で何か問題があるたびに
「もう辞めようかな」
「こんな環境じゃやってられない」
と言ってしまう上司。
「辞める」と口にすることで自分の承認欲求を満たそうとする行動が続くと、周囲から「構ってほしいだけ」と冷めた目で見られ、信頼を失う結果にもつながります。
何度もそのような発言をする人は会社にとってはいいことは一つもないのでとっとと辞めてください。

職場や家庭でも大切な配慮

これらの口癖は、職場だけでなく家庭でも注意が必要です。
子供に対して「なんでこんなこともできないの?」「早くしなさい!」と言ってしまうと、子供の自尊心を傷つけたり、挑戦を避ける原因になります。

部下や子供に求めるのは「完璧」ではなく「成長」です。
否定的な言葉ではなく、前向きな言葉で「どうすれば良くなるか」を一緒に考える姿勢を持つことが重要です。

まとめ

職場や家庭で無意識に使っている言葉が、周囲に悪い影響を与えていないか、改めて見直してみることが大切です。今回挙げた9つの口癖を改善するだけで、職場や家庭の雰囲気は大きく変わります。

「自分の言葉が相手にどう響いているか」を常に意識して、信頼される上司や親を目指しましょう。小さな意識の変化が、部下や子供との関係を大きく前進させる第一歩になります!

最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

櫻田 泰
youtubeチャンネル [空手家社長のキャリアアップ道場]
[X:旧twitter]
空調工事会社[株式会社タイシン工業HP
K-1グループ初の空手スクール[K-1空手鴨居スクール]
関東初の少人数制ジム[LARF]
イベント代行会社[合同会社T.S.T]

いいなと思ったら応援しよう!