見出し画像

「教える」から「引き出す」へ!幼児教育にも有効!自分で考え、動ける部下を育てる教育法

こんにちは。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。

「教えているはずなのに、なかなか成長しない…」と感じることはありませんか?
実は、人の成長には「教える」こと以上に「引き出す」ことが大事なんです。こちら側が少し視点を変えるだけで、相手が自分で考えて行動できるようになるコツがあります。
ここでは、人の「考える力」を引き出し、自主性を育てるための5つのステップをご紹介します!

よろしければ私のYouTubeチャンネルも是非ご注目ください。
youtubeチャンネルはこちら空手家社長のキャリアアップ道場

1. 答えを教えるのではなく、「考えさせる質問」をする

人に「どうすればいいか」をすぐに教えてしまうと、受け身のまま成長しにくくなります。
大事なのは、答えを教えるのではなく、質問を投げかけて考えさせること。質問型アプローチで、人が自分の判断力を高める習慣をつけていきましょう。

  • 質問例:「まず何から始めるべきだと思う?」「今回の仕事で特に大事な部分はどこだと思う?」
    こうした質問をすると、「自分ならどうするか」を考え始めます。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、質問に答えるうちに自分なりの考えが身についてきます。

  • 質問のコツ:少し待つのもポイントです。すぐに答えを求めずに考える時間を与えることで、相手も自分の考えをまとめやすくなります。初めは簡単な質問から、少しずつ深い質問へとステップアップしていくと効果的です。


2. あえて「少し放置」して、自主性を引き出す

こちら側がいつもそばにいてサポートしすぎると、相手は「困ったらすぐ頼れる」と思ってしまいがちです。
そんなときはあえて少し「放置」して、自分で考え、動く時間を与えることが効果的。
もちろん完全に放り出すのではなく、困ったときに相談できる体制を整えておくことで、安心して取り組みやすくなります。

  • 放置のタイミング:基本的な流れややり方がわかっている状態になったら、あえて少し離れて様子を見るのが良いタイミングです。「この仕事は任せるね、進捗だけ教えて」と伝えておくと、相手も自主的に取り組みやすくなります。

  • 見守り方:「進捗を確認するけど、困ったときはすぐに聞いてね」と一言添えておくことで、相手は安心しながらも自主性を発揮しやすくなります。


3. 小さな成功体験を積ませて、自信をつけさせる(自己効力感)

自分で考え行動できるようになるには「やればできる!」という自信が必要です。
自信がないままだと、どうしても指示待ちになりがちです。
まずは小さな成功体験を積ませることで、少しずつ自信を育てていきましょう。
自信がつけば、次の課題にも積極的に取り組む姿勢が生まれます。

  • 成功体験のための目標設定:「先月よりも〇〇の作業スピードを10%上げる」といった達成しやすい小さな目標を設定します。たとえば、提出期限を1日早める、報告書の精度を上げるなど、相手が自分で達成感を感じやすいものが効果的です。

  • フォローのコツ:「ここが特に良かったね」「頑張った成果が出ているね」と具体的に褒めると、相手のモチベーションも高まります。成功体験が増えれば、自然と次の仕事にも自信を持って臨むようになります。


4. 失敗も学びに変え、次につなげる

成長には失敗も欠かせません。
失敗したとき、ただ叱るのではなく「どうしてこうなったのか」「次にどうすればいいか」を一緒に振り返り、成長につなげましょう。
こうすることで部下は「失敗から学ぶ」意識が身につき、次の行動に活かせるようになります。

  • 振り返りの質問例:「今回、どこが課題だったと思う?」「次に同じことが起きたらどうする?」
    振り返りの質問を通じて、部下が自分なりの改善策を考えるきっかけを作ります。失敗を自分ごととして捉え、前向きに再挑戦する意欲も高まります。

  • 寄り添う姿勢:「失敗は次への大事な経験だよ」と励ますことで、部下も失敗を前向きに受け入れやすくなります。ポジティブに振り返る環境を整えることで、部下は失敗を恐れずに成長していきます。


5. フィードバックを重ねて成長を後押しする

私たちからのフィードバックは、相手の成長に欠かせません。
部下はフィードバックを通して「自分がどこを改善すべきか」「どこが良かったか」を知り、次に向けた意識が高まります。
特に、ポジティブなフィードバックを意識的に行うことで、相手のやる気も引き出されます。

  • フィードバックのコツ:「この部分が特に良かった」「ここを改善するともっと良くなるね」と具体的に伝えることで、相手が次に意識するべきポイントが明確になります。ポジティブなフィードバックは特に重要で、相手の成長を促進します。

  • タイミングが大事:フィードバックは、できるだけ早く行うと相手がその場で改善しやすくなり、成長がスムーズに進みます。日々の進捗を見ながら、成果が見えたタイミングで積極的にフィードバックを行うと効果的です。

まとめ

相手が自分で考え、動けるようにするためには「教える」から「引き出す」姿勢に切り替えることが大切です。
すぐに答えを与えず、相手に考える場を提供し、適切なサポートとフィードバックを重ねることで、自主性が高まります。
このアプローチを日常に取り入れることで、自ら考え、行動できるチームが実現できます。

最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

櫻田 泰
youtubeチャンネル [空手家社長のキャリアアップ道場]
[X:旧twitter]
空調工事会社[株式会社タイシン工業HP
K-1グループ初の空手スクール[K-1空手鴨居スクール]
関東初の少人数制ジム[LARF]
イベント代行会社[合同会社T.S.T]

いいなと思ったら応援しよう!