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気づいてない?昇進を遠ざける『やってはいけない報告の仕方』

こんにちは。株式会社タイシン工業、合同会社T.S.Tの代表をしている櫻田です。

「毎日頑張って仕事してるのに、なぜか上司に評価されない気がする…」「一生懸命やった結果を報告しているのに、伝わっていないみたい…」こんな悩み、ありませんか?
仕事の報告は、ただ「伝える」だけではなく、自分の成果を正しく評価してもらうための重要なスキルなんです。

報告の仕方を間違えると、どれだけ努力しても評価されないばかりか、昇進のチャンスを逃す原因にもなります。
今回は「やってはいけない報告の特徴」と、評価を上げるための正しい報告術を徹底解説します。この記事を読めば、あなたの報告が「伝わらない報告」から「評価される報告」に劇的に変わります。

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昇進を遠ざける『やってはいけない報告』の特徴

曖昧で具体性がない報告
「順調です」「問題ありません」だけで済ませていませんか?
これでは、上司は「何がどう順調なのか」「本当に問題ないのか」が全く分かりません。
具体性のない報告は、上司にとって判断材料にならず、「この人、何を言いたいの?」と思われてしまいます。

必要な情報が抜けている報告
例えば、プロジェクトの進捗報告で、「どのくらい進んでいるか」「次に何をするのか」「課題は何か」が欠けていると、上司は仕事の全体像を把握できません。
「全体を見渡せない人」という印象を与えてしまうことになります。

言い訳や責任転嫁をする報告
「他の部署のせいで遅れています」「指示が不明確だったので…」といった言い訳が多い報告は、信頼を失う原因になります。
上司は結果を見ているので、責任転嫁をする人に対して「頼りにならない」と感じてしまいます。

問題を隠す報告
問題が発生しているのに、それを報告せず、「順調です」と表面的な話だけをするのは大きなミスです。
後から問題が発覚すると、「信用できない人」と見なされるだけでなく、周囲の信頼も失うことになります。

結論が分かりにくい報告
状況をダラダラと説明するだけで、結論が見えない報告は、上司に「何が言いたいのか分からない」という印象を与えます。
これでは評価どころか、話を聞いてもらうことすら難しくなります。

評価を上げるための『正しい報告の仕方』

結論から伝える
上司は忙しいので、報告はまず結論から話しましょう。
「結果こうなりました」「今の進捗状況は〇〇です」と先に要点を伝えることで、上司は話の全体像をすぐに理解できます。
その後、背景や詳細を補足する形が理想的です。

具体的なデータや事例を盛り込む
数字や具体的な事例を使うことで、報告の説得力が大幅にアップします。「頑張りました」ではなく、「売上を20%増加させました」「対応時間を30%短縮しました」のように、成果を具体的に伝えましょう。

問題点と解決策をセットで伝える
問題が発生した場合、ただ問題を報告するだけでは不十分です。
解決策をセットで伝えることで、「この人は課題を自分で解決できる力がある」と思ってもらえます。ネガティブな情報も、適切に伝えれば評価されるチャンスに変えられます。

簡潔で分かりやすい表現を使う
報告は短く、要点を明確に伝えることが大切です。
箇条書きや図表を使うことで、視覚的にも分かりやすくする工夫をしましょう。「時間を無駄にしない人」という印象が上司に伝わります。

上司の視点を意識する
報告内容を考える際には、「上司が何を知りたいか」を意識することが重要です。
自分の視点だけでなく、上司のニーズを満たす形で報告を構成することで、評価が大きく変わります。

報告で信頼を得るための具体的なコツ

定期的に報告する
報告が不定期だと、上司は「何をやっているか分からない」と感じてしまいます。週1回やプロジェクトの節目ごとなど、報告の頻度を決めておくことで、安心感と信頼を与えられます。

タイミングを逃さない
特に問題が発生したときは、早めに報告することが重要です。「もっと早く教えてくれればよかった」と思われないように、タイミングを見極めましょう。

フィードバックを受け入れる
上司からの指摘やアドバイスを素直に受け入れ、それを次回以降の報告に反映することで、「成長している」と思ってもらえます。

具体例:評価される報告の形

悪い例
「順調です。特に問題ありません。」
→これでは具体性がなく、上司にとって何も判断材料がありません。

良い例
「進捗は現在80%完了しています。予定より若干遅れていますが、資材手配を優先することで5日以内に追いつく見込みです。」
→進捗状況、問題点、解決策がセットで伝えられており、評価されやすい報告です。

まとめ

仕事の報告は、単なる情報共有ではなく、上司に自分の成果をアピールする重要な場面です。正しい報告の仕方を身につけることで、評価が上がり、昇進やキャリアアップのチャンスが広がります。

報告を改善するポイントは以下の通りです。

  • 結論から話す

  • 具体的なデータや事例を使う

  • 問題点と解決策をセットで伝える

  • 簡潔で分かりやすくする

  • 上司の視点を意識する

今日から実践すれば、あなたの報告スキルは確実に向上し、上司からの信頼を得ることができるでしょう。「評価される報告」で、あなたのキャリアをさらに進めていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

櫻田 泰
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