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【寝室の湿度と免疫力】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠不足による免疫機能の低下ついてお伝えしました!今回は、風邪をひきやすいこの季節に重要な湿度について考えていきます!

冬場は気をつけたい温湿度

寒くなると増えてくるのがインフルエンザや風邪の病気です。睡眠環境によっては、それを助長したり予防したりすることができます!理想的な寝室の温度は20℃前後で湿度は40~60%という値が理想的です。いくら温度が暖かくても湿度が低いと、乾燥しやすく喉や鼻に負担がかかりやすくなってしまいます。そんなちょっとした要因で夜中に目が覚めやすくなってしまうため、温度と湿度を一緒に考えていくことが必要です。湿度を同時に上げてあげることで温度も上昇しやすく保温することができます!

2種類の湿度

湿度の表示で一般的なのが%で表される相対湿度ですが、湿度にはもう1種類あります。それが絶対湿度です。絶対湿度は空気1kg中の箱にどれだけ水分量が含まれているかを表します。相対的な比率ではなく、実際の水分量の重さを表すのが絶対湿度です。

なぜこの2つの理解が重要かというと、相対湿度は気温と比例関係にあり、気温が変化すると空気の箱の大きさが膨張・収縮して、パーセンテージが変わってきます。例えば、空気が冷えると箱が小さくなるので、相対湿度は上がります。相対湿度は上がりますが、箱の中に含まれる水分量の最大量は少なくなってしまします。

室温15℃と25℃の部屋で相対湿度がどちらも同じ50%だとしても、水分の絶対量は15℃の室温の方が少なくなってしまいます。同じ50%でも25℃の部屋に比べると15℃の部屋は乾燥しているように感じます。そのため、加湿器で湿度を上げるのと同時に室温を上げることも考えなければ、湿度が60%まで上がっても体は乾燥しているように感じてしまうかも知れません!

自分がどれくらいの温度と気温で一番よく眠れるのか、季節ごとに把握しておくことが睡眠の質を高めるために大事になってきます。まずは、それを把握するために安くても良いので温湿度計を寝室に設置しましょう!窓際や部屋の出入り口ではなく、枕元の近くに置くのがおすすめです!

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