笑顔の効用
§ 1 キッカケ
先程、連れに、
「なに笑ってんの?」って聞かれた。
笑ってはいない。
むしろ、不機嫌極まりない。
朝から、連れの思い遣りなし2連発をくらって、深いため息をついていたところ。
にもかかわらず、私は笑っているようにみえたらしい。それは、どういうことか?
私は随分前から「笑顔」についての研究をしている。
「笑顔」について興味を抱いた最初のキッカケは、学生時代の後輩。
色素薄い系でフランス人形のような彼女は、
いつも見るものをとろけさせるような笑顔で、男女問わず人気の超癒し系だった。
彼女いわく、
「私、今、笑ってる~!って思うんですぅ。」
…って、どゆこと?
どうやら、彼女は、自分で意識しない内に、
笑顔のメロメロパンチ👊💕を繰り出して、
周囲の人間をノックアウトしていたらしい。
罪深い天使👼だ。
§ 2 笑顔の検証 vol.1
「脳を騙す」って、ご存知だろうか?
脳から指令が来て身体が動くものだと思われがちだが、実は身体の感覚から逆に脳が錯覚してしまうこともあるらしい。
実は、笑顔にもそういった効果があって、
楽しいから笑うだけではなく、
笑顔を作ると、逆に脳がしあわせを感じるというのだ。
脳《楽しい》⏩️⏪️笑顔
それを聞いてから、私は自身で人体実験をしている。
ストレスなどで、夜、眠れない時
1. 副交感神経を発動させるべく「呼吸を深く」
2. 布団がかかっていない顔面の血流を促し、
眼球にかかっている無駄な力を解放し、 オキシトシン(しあわせホルモン)を出す為に 「瞼のマッサージ」
それに併せて
3. リラックスを得るべく、
「笑顔」のしあわせ効果も検証している。
勝率は今のところ五分五分ってところか。
まだはっきりとした効果は確認されてはいない。
§ 3 検証vol.2
さらに、コロナ禍のマスク😷使用で、
顔面をさらけ出す機会が減り、若者にも
「法令線」が出てくることがあるらしい。
とある日、若者ではない私にも、当然ながら、その恐怖が訪れた。
しかしながら、うっすらと忍び寄る恐怖を大人しく受け入れるほど、寛容な人間ではない。
出来る限りの抵抗を試みる。
マッサージ、顔面筋トレに加え、始めたのが、「笑顔」
意識して、笑顔を作り、口角と頬骨を
キュッと上げる。😊
全身の老化は、筋トレとデトックスで
抵抗出来るのではという仮定の元に、
顔面バージョンの笑顔ドローイングを検証中。
その成果といえるのか、私は本日、
「無意識の内に笑顔でいられる瞬間」
を手に入れた。
これは、「笑顔ドローイング」の賜物だ。
しかし、残念ながら、
その「笑顔」が脳を騙す力を発揮するより、
連れへの不機嫌という巨大な力に
ノックアウトされ、
「しあわせ🌱✨」を勝ち取ることはできなかった。 …I'm A Loser
今回は残念な結果となったが、
引き続き、「笑顔の検証」と
しあわせ🌱✨の研究は続いていく…