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アロマテラピーにびっくり

知人の誘いで、アロマテラピーの講座を受けてみました。

先生が話すには、アロマテラピーは医療ではないけれど、人に対する効果は認められているそうです。

歴史は古く、紀元前3000年。古代エジプトの錬金術に始まるらしい。

先生は、アロマオイルでマッサージの仕事をしています。そこには、重いトラウマを持った方が多く訪れるのだそうです。

先生のオイルの香りを使ったマッサージを受けていると、その日たまたま使ったオイルの香りが、過去の自分の良かった記憶と結びついて、ボロボロ泣き出した人がいたそうです。その香りはバニラでした。そのお客さんは、お母さんから虐待を受けていた若い女性でした。辛い記憶ばかりだと思っていたのですが、バニラの香りを嗅いで、お母さんとクッキー作りをした記憶が蘇り、「嫌なことされるばかりじゃなくて、わたしのためにお菓子作りをしてくれたんだ」と思い出すことができたのだそうです。

記憶と香りは結びついているのだそうです。医療行為は名乗れないけれど、トラウマ治療・回復に効果があるのかもしれません。

興味を持ったわたしは、小さい瓶に入った何種類ものセットを購入。

早速、自室で、ペパーミントを試してみました。

お湯を張ったコップにペパーミントの精油を垂らします。部屋に香りが充満した頃。

目がぱっちりするような、すっきりするようなかんじがして、しばらくすると、モヤモヤしたものが消えていました。これは誇張ではなくて、本当に、少し前まで、あることで罪悪感があって、落ち込んでいたんです。それなのに、あれ?なんであんなにこだわってたんだろう?ってなってしまったのです。

魔法みたいですがほんとの話です。

正直、アロマテラピーについて全く知らなかったので、おまじないみたいな、自己暗示なのかと誤解してたんです。良い香りを嗅いだら悪い感じはしないから、それでなんとなく良い気分になるだけなんじゃないかなあ、と。

だけど、講座では、香りが大脳新皮質に作用すると聞いて、実際に体験してみて、それはちょっと誤解かかんじがしてきました。

これからも、色々な香りをためしてみたいな。


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