【ワイルド離乳食日記】6ヶ月
独断と偏見で離乳食、補完食、BLWのいいとこ取りをしたワイルド離乳食。今回の記事では6ヶ月前半の様子をお伝えします。エン様(赤ちゃんのあだ名)の成長を一緒に見守っていただけると嬉しいです♡
ワイルド離乳食については以前の記事をご参照ください。
●保育園の食材リストが鬼門だった
超テキトーに離乳食を進めていたら、やばいことになった。
エン様の通う保育園では入園式で給食の試食会をするので、3月15日までに離乳食初期・中期の食材を完了してほしいとのことだった。気づけばあと半月で27品目?!?!!!ムリムリムリ!!!
てかさぁ、ほうれん草と小松菜は既に食べてるからチンゲン菜は大丈夫でしょ。そのくせピーマンとパプリカはどちらかでいいのね? 絹さやとかおせちでお煮しめ作る時しか買わんわ。冬瓜。とうがん?!
愚痴っても仕方ないので、怒涛の勢いで新規食材を試す。3大アレルゲンの卵、小麦、乳製品だけ慎重に、他は大丈夫やろということで1日に2品目以上新規食材が入る日もあった。
現状のクリア状況はこんな感じ。
◆未食の言い訳
・冬瓜 BFがあると教えてもらったのだけどまだ買えていない。はい、買います。
・絹さや いや、普段買わんやろ……。はい、買います。
・麩 いや、普段買わん……。はい、買います。
・高野豆腐・きなこ いや、普段……。余ったやつの消費期限切れる未来が見える。でも、はい、買います。
・豆乳 パンにぶっかけるか。
・片栗粉 離乳食エリートのエン様、とろみづけ不要でここまで来た。無駄にとろみづけするか。
◆大人の取り分けデビュー
うどんは、貰い物の氷見うどんがあったので、大人の分から取り分けて適当に切った。切る幅が粗すぎたかと心配したが、さすが離乳食エリートのエン様、初めての麺類にもかかわらず、ちゅーっと吸い込んでいって、天才かもしれない(親ばか)。
パンは、大人が毎朝超熟を食べているので、少しちぎって温めた牛乳でふやかしてあげた。
超熟、離乳食用のサイトまで作っていてとても親切。
◆京料理離乳食
大学が京都で、すっかり京都かぶれの我々夫婦はしょっちゅう京都に行っている。実家より京都。3月最初の週末、産後初めて家族で京都に行った。
私が学生時代バイトしていた京料理店で食事をした。そこで出てきた煮物椀から少しとりわけ、エン様にだしをあげる。プロの料理人さんが引いただしを飲む生後6ヶ月! これで昆布だしとかつおだしクリア。
ちなみに家でも離乳食に使うかと思ってだし引いてたけど、エン様離乳食エリートなので何かを「だしで伸ばす」という行為が発生せずここまで来た。だしは大人の味噌汁とかになった。
京都のお雑煮は白味噌に丸餅。お正月だけ、いい白味噌を買ってお雑煮を作っていた。その名は「山利の白味噌」。茶道三千家や京都の料亭、京菓子店でも使われているという逸品。絹のような舌触り、唯一無二なんですよ……。
山利の白味噌は特別な日の味という気がしてデイリーユースするイメージはないのだが、まさかの義母(これまた京都通)が京都行く度に山利の白味噌を買ってデイリーユースしているという。少し分けてもらえたので、エン様のご飯に少しだけ乗せてあげた。京都の名店の味を知る生後6ヶ月! これで味噌クリア。
●アレルギーチェック
3大アレルゲン、卵、小麦、乳製品。これだけは慎重に進めた。結果的に全部大丈夫そう。
◆卵
とにかく時間がかかった。何かあった際に病院を受診できるよう、平日朝に限定すると、卵黄耳かき1→耳かき2→耳かき4→卵黄4分の1→卵黄半分、で1週間経過。次の週は、全卵16分の1→8分の1→4分の1→2分の1。卵だけでほぼ2週間かかった。
卵黄はスーパー固ゆで卵(沸騰20分)から卵黄のみ取り出し、ジップロックに入れて潰して冷凍。
全卵は、薄焼き卵にして冷凍。卵の白身を冷凍できないと知って「毎朝20分卵ゆでるとか無理やろ……」と思っていたら、母子栄養協会から「薄焼き卵にするといいよ☆」という素晴らしい情報が回ってきた。大感謝。
このサイトには注意書きがある。
エン様は湿疹ないのでok。家庭で実践しやすい方法を教えてくれるのがありがたい。
アレルギーチェックが終わってからは、たまに20分スーパー固茹で卵を作って4分の1あげてる。晩に茹でて朝にあげ、残りは大人が食べる。
◆小麦
前述のとおり、うどんとパンを食べた。新生児期から抱っこしながらパンとか食べてたから、小麦には相当曝露されてると思う。
◆乳製品
ベビーダノンを買ってみてビックリ。ギリシャヨーグルトみたいな、固い感じ。ここ4年くらいずっと家でギリシャヨーグルト作ってたのに、産後やめちゃってたから再開しようかな。
牛乳は温めてパンをふやかすのに使った。
●ホテルステイの離乳食
前述の京都旅行に加え、他にも東京で1泊する予定があり、ホテルで離乳食をあげることになった。BFを持って行っていたが、朝食のビュッフェに案外エン様が食べられるものがあった。
・お粥 どこのホテルでもあるわけではないと思うが、私が泊ったホテルのビュッフェにお粥があった。
・豆腐 大人が食べても美味しい、出汁で煮た豆腐をスプーンで切ってあげた。
・バナナ、オレンジ エン様に渡すといつものようにつかみ食べしたが、手がべちゃべちゃで惨劇一歩手前だった。無理はしないでおこう。
ちなみにホテルは、京都がウェスティン都ホテル、東京がグランドニッコー台場。どちらもホスピタリティがとてもよかった。
●もう固形物食べれるやん
ホテルの朝食で、豆腐をスプーンで切ってあげたら難なく食べたことで、この人固形物いけるのでは? と気づき、家の離乳食ストックも固形っぽくしてみた。まずはパプリカのみじん切り。案の定、何の問題もなく食べた。
これからはブレンダーに代わり、ぶんぶんチョッパーが活躍しそうだ。食洗器対応のものを買った。
つかみ食べは相変わらず人参やブロッコリーが定番だが、ある日夫が茹でて置いていたいんげんを渡してみた。夫の料理はいつも火の通りが控えめで、いんげんもシャキシャキするほどだった。エン様はさすがに噛み切れないだろうと思うと……
まじかよ。さやを割いて、歯茎でしごいて中の豆を食べていた。赤ちゃんの歯茎、おそるべし。
こんな感じで、相変わらずワイルド離乳食を進めている。いわゆる離乳食の教科書とはかけ離れているけど、エン様は生後6ヶ月で固形物を食べ、便通もよく、健康そのもの。
離乳食を全然食べてくれなくてBLWに行きつく人も多いと聞くけど、赤ちゃんによってはトロトロよりしっかり食感のあるものの方が好きなのかもしれない。
この記事がおもしろかったよという方、一緒にエン様の成長を見守るよという優しい方は♡押していってくださると嬉しいです! 最後までお読みいただきありがとうございました。
≪終わり≫