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一文字目に愛おしいと書こうと思う。 あなたへ向けるならば。 空の青い真夏に最後の言葉をもし…
夜の街は 煌びやなネオンに囲まれている 少し淀んでいて 少し現実から遠のいている アルコー…
ありとあらゆる世界に傾けた私の情熱 ほとばしる 桟橋で見かけた小さな情熱 夜中に垣間見る情…
遠く、遠い 過去のはなしなのに いまでも 思いだすと 淡く、淡い 夢心地な気分になる わたし…
赤い色が好きだった 君はいつでも青を選んだ だから私は赤い文字で青い紙に書いた 君が好き…
私の実家の 裏には山がある そこに 山があるのが 当たり前で 木の葉がこすれ合う音で眠りに…
ぽつりぽつりぱちん 気泡が上がって弾ける炭酸水を眺めていた 生まれて弾けて死んでまた生まれる 綺麗だなと輝く昼間の炭酸 日の光を透かして見たら世界が心に響いた 私の儚い人生も数えれば少しで終わるし なんだかなとつくため息も泡になって消えるし 飲んだ先から弾けて舌で転がって 喉元やけつくね 骨が溶けるぞ ヒントを出してあげてもいいけど 答えなんかないからね 厳しい顔して旅に出た 放浪癖の治らない私 鞄の横に炭酸水 飲んだ先から泡になって消えていく 私の足先も手先も髪の
散りばめてしまった ビーズのゆくえを 瞳で追ってるとき ガラスのコップを 割ってしまった瞬…
祖母の手さげ袋には いろいろな物が入っていた 飴とか 絆創膏だとか ポケットティッシュとか …
天女が落としていく羽衣が陽に透かされて流れる風を越え木へと落ちる景色を見ていた ぬくもり…
雪が降ると 嬉しい気持ちになるから 冷たいけど 心にはぬくもりがあるよね きれいな雪の結晶…
色を分け与える 私と君と二色だ 母たちがお菓子を食べている間中 君と私は二色の色を与え合…
おんなじ 地球っていう 惑星に住んでいれば いつか 縁があったら また会えると思っていたけれ…
ばちばちと夏がひゅるうに秋来てしんと冬になる 乾杯の音頭とったら河童暴れて水飛沫 寒波の温度とったら活発に肋骨折れて水着きる 完敗の音読録ったら喝破哀れて見ず食事 勘はいいの恩とったら合羽阿波踊れてミスし過ぎ ばちばちと音がする ひゅるうと風が吹く しんと静かに冬になる そうしたらまた春がふわり来て 巡って音は変わらない ─────────────── 海月へ次のお題「地球」 寒いからあったかくしてね♡七山より