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終わりは、始まり!
先週、noteの「創作大賞」に投稿しました。投稿したのは、締め切りの2月6日の22時24分。
3万字越えの長い文章でした。眼精疲労で通しで読むことが出来ず、気が付いたら目次の設定もしていませんでした。
そんな長文をお読み下さった皆様、本当にありがとうございました。
きっかけの一言
滑り込みでも投稿、には理由がありました。
私は今stand.fmで音声配信をしていますが、そのスタエフで昨年、kindle本を書きます!と宣言したのです。怠け者の自分を追い込む作戦でした。ちなみに、スタエフでもnoteでも、沢山の方が今、kindle本を書かれています。ですから自分も簡単に書けると思っていたのです。
ところが…そんな甘いものではありませんでした。なんだか手も足も出なかったのです。ですから言わなかった体で過ごしていました笑。
そうしたら「umiさんkindle本出版されるのですよね!」と覚えてくださっていた方がいたのです。言ったの私です。はい、確かに言いました!
そう、その方は、その言葉を口にした私を「信用」して下さったのでした。
名刺代わりになるもの
自分を証明するものをお持ちの方は多いですよね。でも悲しいかな、今の私にはそれがありません。
Kindle本を出したかったのは、そう、名刺代わりになるものが欲しかったのです。
そのアイディアを思い付いたのが去年の年末。
ただ途中であきらめた私は、探せば他にも何かきっとあるだろうとゆるっと過ごしていました。
でも、信じてくださった方がいたことで、大袈裟ですが、これは信用問題だぞ、と思ったのです。他にも覚えていらっしゃる方がいるかもしれません。
そこからでした。私は暴挙にでました。
今度は
「コンペに出す!」
とスタエフで高らかに宣言したのです。
はい、さらに、もう一つバーを上げてしまいます。
その宣言が1月19日。なんとコンペ締め切りの18日前。
決して、ヤケになったわけではありません。危なっかしいところなら昔からありました。
理由は単純。自分を追い込む締め切りが欲しかっただけです。二度とずらせない締め切りです。
そう、名刺代わりになるものは、簡単には手には入りません。
思わぬところから神言葉!
その宣言をした日から、私は寝ても覚めても、母の病院の付き添いでも、買い物中でも、家事をしているときでも、スタエフを聞いている時でも、外で打ち合わせをしている時にも、カフェにいる時にも、ずーと考えていました。
何を書こうと。
‐‐‐
何を書こう。
何を書こう。
何を書こう。
と。
でも、時間はどんどん過ぎていきます。
‐‐‐
ただ、人と人との出会いは実に面白い、と思うのです。
「コンペ出す!」
を宣言して、でも何を書くかも決まらずにいた時、一人のスタエフ配信者さんの思わぬ言葉に出会います。
その方は、
「貴方は滑り込み型ですか?それとも何事も余裕で済ます方ですか?」
と。
配信で、そんな質問をされていました。
するとその方が、
「私は滑り込み型です」
と仰るのです。
お声のトーンからは想像できない言葉でしたが、さらに、
「滑り込み型の人は、追い込まれて苦しんで、あゝ、もう駄目だと思った時から、普段は決して無いパワーがでるんです」
と仰ったのです。
‐‐‐
で、思ったのです!
そうか、時間じゃないんだ!
と。
はい、本物の単細胞です。
体力と視力は別だから!
そうしてようやく迷いのループから抜けられ、
何を書こう。
何を書こう。
何を書こう。
が終わりました。
で、決めました。
自分をさらけ出そうと。
自分の中で押し問答を繰り返し、ようやくほぼほぼノンフィクションで行こうと決めました。
ここが決まって、ようやく構成に着手。
そして書き始めたのが1月23日。
大丈夫。
丈夫だから。体力あるから。
確かなことは一つ。
私には、人並み外れた体力と気力がある。はい、なぜか私の脳みそは体育系です。数年前、2週間布団で寝ないまま、夢中でパソコンに向かったことがあります。めっちゃ、笑っちゃうほど体力あります。
そして、締め切りの2月6日、もう少し書きたかった。
もう少し、あゝ、もう少し書きたかった。
けれど諦めました。
体力はあるのに、視点が合わない。
文字がブレブレで字が読めない。
はい、体力と視力は完全に別物でした。
信用は継続から!
そして2月6日、締め切りの1時間半前に無事投稿!
やっぱり締め切りがある、は正解でした!
これで、私には名刺代わりが手に入りました!
その翌日、私はスタエフで高らかに「間に合った宣言」をしました。
‐‐‐
すると、印象的なコメントが二つ届きました。
「コンペ投稿お疲れ様でした。続報を楽しみにしています」
と、
「おめでとうございます。終わらせることが何より大事です。その繰り返しでちょっとずつ上手くなっていくので」
と。
はい、お疲れ様、じゃぁ次ね、そうコメント下さったのです。
なんと未熟な。
ようやく約束を守れたと思ったのですが、まだ始まったばかりでした。
「信用」は、積み上げてなんぼのものだったのです。
はい、またスタエフでは宣言していませんが、次、書きます!
‐‐‐
そして、私の大好きはクリエーターさんの作品をご紹介させて下さい。
大海を知ったオタマジャクシさん。彼女もこのコンペに出されたお一人。この作品、思った通り、面白かった!。はい、オタマさんの作品はどれも好きです。どの作品にも彼女らしさが溢れています。この作品には、現代の社会にある小さな問題が描かれていますが、生きにくい社会の中にあって、それでも、決して失われることのない人の心が描かれています。もちろん、いつものように、登場人物から読み手に体温が伝わってきます。
まだ読まれていない方は、是非お読みくださいね!
スタエフです。良かったらお聞きくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。