【選んだ】辛い過去・深い心の傷を背負った男性を描いた作品が優しい
こんにちは!
数えてないけどとりあえず年間たくさん映画・ドラマ・アニメを観ているうみと申します!
今回は「辛い過去・深い心の傷を背負った男性を描いた作品」を紹介。
それがマンチェスターバイザシー。
壮絶な辛い過去を背負った男性が、甥の面倒を見ないといけなくなりそうになってさらに辛い思いをする作品。
ケイシー・アフレックとミッシェルウィリアムズが出ています。
主人公のリーが、兄弟の死によって甥を預かることになっちゃうんだけど、リーはそれが嫌だった。その理由がリーの壮絶な過去に関係していたって話。
すごく重いし、乗り換えられない辛い過去です。壮絶すぎる。
正直、そりゃ乗り越えられないわ、てか乗り越えるとかそういう次元じゃない気もするって思った。
世の中的には辛いことを乗り越えるって良いこと、良い印象をもちますが、当然ですが到底乗り越えられない過去を背負っている人もいるわけで。
乗り越えたくても乗り越えられない、辛さの真っ只中にいる人に寄り添ってくれる作品だと感じたので、そう思うとこの映画は優しい作品だ、と思わずにはいられない。
別に感動的な展開が待っているわけでも、べとっとした寄り添い感がある映画でもないんです。逆に「乗り越えるな」とか、そういうメッセージがあるわけでもない。
けれど、なんかすごい救済的な要素があるっていうか、乗り越えられなくてもいいのさ、と言ってくれているような。
そんな映画なんで私はめっちゃ好きです。この映画に会えてよかったとすら思う。
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