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「運命と宿命」
「運命と宿命」2008-10-19
我々が日常的によく用いる言葉「運命と宿命」は個々人によっても違うが
かなり曖昧に使われている。
運命とは運び運ばれる自分自身であるが、真の自己認識、自覚に至れば自らを自分自身で運ぶことが可能になる。
宿命とは現世に生きる個々人に宿ったあらゆる能力、資質を指す。
この宿命の自覚も運命と同様自分の許容量、能力を自覚する。
無論、認識に限界など存しない。
限界に至ればそれがまたスタート地点にもなり得る。
我々の用いている能力は本来の自分自身の5パーセント程度前後にすぎない。
一般に用いられる心理学用語の無意識、深層心理とは我々の無自覚な魂、
精神状態であるが、この部分を如何に意識化するかにかかっている。
所謂、自らの魂の闇に照明を当てるかである。
その照明を当てる、意識化するかの方法は個々人に応じて種々である。
最も有効な方法、手段としては芸術表現は極めて有効なものである。
自明のことだが、この芸術という言葉・概念は広義の意味で用いている。