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「魔の山」トーマス・マン著


「魔の山」トーマス・マン著

所謂、長編教養小説とでもいうべき小説。
主人公が最後に至った意識状態が新たなスタート地点でもある。

トーマス・マン自身が語った言葉。
「カストルプが理解するために学んだことは、すべてのより高い健康は病気と死を通ってしか到達できないということである。ー中略ーもう1つは、死を通っていく悪い道であり、それは天才の道である。この病気と死の概念は、知識、健康、そして人生への必要な通路として、魔法の山をイニシエーションの小説にしている。」

読書メーター
https://bookmeter.com/books/496769

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