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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】コロナ第11波の襲来、災害復興の危機とその対策

新型コロナウイルス第11波の到来
新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加していることが、厚生労働省の統計で明らかになりました。7月1日~7月7日の1週間に、全国およそ5000の医療機関から報告された患者数は3万9874人に達し、前週比1.39倍に増加しました。感染者数は9週連続で増加しており、注意が必要な状況です。

石川県内の状況
石川県内でも新型コロナウイルスの感染が急速に広がっています。今月8日~14日の1週間で、定点医療機関48カ所から報告された感染者数は372人(1定点当たり7.5人)となり、1カ月前の約2倍に増加しました。感染者数の増加は3週連続で、300人を超えるのは3月以来のことです。

変異株「KP.3」の影響
現在、石川県内で流行しているのは変異株「KP.3」です。東京大学医科学研究所システムウイルス学分野の研究によると、KP.3株は、以前流行していたJN.1株よりも高い感染力を持ち、自然感染やワクチン接種による免疫を逃れる能力が高いことが判明しています。県内の感染者数の急増も、この変異株の影響が大きいと見られています。

災害復興への影響と対策
能登半島地震からの復興が進む中、新型コロナウイルスの第11波は大きな課題となっています。県顧問の谷内江昭宏金大副学長(70)は、「ピークはまだ先の可能性がある。少なくとも夏休みの間は注意が必要だ」と警鐘を鳴らしています。特に高齢者や基礎疾患のある人々には予防が重要であり、マスクの着用やワクチン接種が推奨されています。

感染予防の重要性
谷内江氏は、「例えば感染から1年以上たっていれば、免疫は弱くなっている。最新のワクチンを接種して備えるべきだ」と強調しています。また、家庭内での感染リスクを減らすため、家族全員が感染対策を徹底することも求められています。

能登半島地震からの復興に加え、新型コロナウイルスの第11波が到来している今、私たちは更なる注意と対策が必要です。地域の安全と健康を守るため、基本的な感染対策を徹底し、一人ひとりが責任を持って行動することが求められています。皆さんと力を合わせ、共にこの困難を乗り越えましょう。

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