【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】水害・洪水対策の緊急時の対応を再確認!みんなで一緒に行動するのが大切です
水害が発生した場合、一人ひとりの心構えや準備が非常に重要です。緊急時の対応についてまとめました。
1. 警戒警報・避難命令に速やかに従う
市町村、消防署などからの警戒警報・避難命令には速やかに従いましょう。川の増水などは短時間で一気に危険な状態になります。避難命令が出るということは、すでに相当危険な状態になっているため、無視せず迅速に避難することが重要です。
2. 避難する時はみんなと一緒に行動する
単独で避難することは非常に危険です。川に流されてしまったり、側溝に落ちて怪我をしてしまったとき、助けが来るまでに時間がかかり命に関わる惨事を招きかねません。緊急時には複数で行動するよう心がけましょう。
3. 持ち出す荷物は最小限にする
荷物を多く持ちすぎていると行動が鈍り、逃げ遅れることがあります。必要最低限の物だけを持ち出し、身軽に動ける状態で避難しましょう。
4. お年寄りや子供を優先し、落ち着いて行動する
避難時に慌てて行動すると、お年寄りや小さな子供など力の弱い者が危険にさらされることがあります。水防機関などの指示に従い、落ち着いて行動しましょう。
日頃の備えと緊急時の適切な行動が、水害時の被害を最小限に抑える鍵となります。能登半島地震の教訓を活かし、共に防災意識を高めていきましょう。