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ホルモンと栄養
ホルモンと聞くとどんなイメージでしょうか?
女性ホルモン、男性ホルモンといった性ホルモンのイメージが強いかと思いますが、性ホルモンだけではなく、体中には100種類以上のホルモンが見つかっています。
1)ホルモンのはたらき
ホルモンは健康維持のために様々な機能を調節しています。生命と活動性の維持、成長と成熟、生殖機能を担うことが主な働きと言われています。
人間の体は、体の状態を一定に保つ(ホメオスタシスの維持)ために神経系、内分泌系、免疫系がお互いに密接な関係を保ちながら働いていており、この内分泌系の情報伝達物質(メッセンジャー的な役割)がホルモン(hormone)です。
2)ホルモンの種類と原料
ペプチドホルモン(成長ホルモン、インスリンなど)→原料:アミノ酸(タンパク質)
ステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン、エストロゲン、テストステロンなど)→原料:コレステロール(脂質)
アミン(甲状腺ホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリン)→原料:アミノ酸誘導体(タンパク質)
3)代謝や食欲にも大きくかかわっているホルモン
「昔と同じものを食べているのに最近太ってきた」「寝ても疲れがすっきりとれない」「お腹が空いていないのに甘い物が欲する」「食欲が止まらない」…そんな方はホルモンが大きく関係している可能性があります。
4)ホルモンの原料は足りていますか?
全ての不調の理由を「ストレス」と片付けることは簡単ですが、普段の食事でホルモンの原料であるタンパク質(アミノ酸)や脂質が足りているかを考えましょう。
5)食べることを楽しんでいますか?
また、食事に負の感情(食べ過ぎた後の罪悪感や自暴自棄になる等)が生まれている場合は要注意です。食べることは本来、美味しく・楽しく・幸せなことです。
ダイエット中も「食事を楽しむこと」がホルモンや自律神経にとってとても大切で、結果的にホルモンや自律神経も安定し食欲も乱れにくく痩せやすくなっていきますよ。