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日本一小さな百貨店

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京都府北部、京丹後市にある【日本一小さな百貨店】つねよし百貨店の日々
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2019年2月の記事一覧

おじいちゃんの携帯

おじいちゃんの携帯

#日本一小さな百貨店の物語

「歩いた数字でんようなった。みてくれるか?」

2月に90歳の誕生日を迎えたおじいちゃん。
誕生月に免許を返納して、車に乗れなくなっていました。
今日は久しぶりに百貨店まで歩いてやってきて困った様子。
携帯の画面に万歩計が表示されるように娘さんが設定してくれていたのですが、触ってるうちに時計画面に変わってしまったそう。
戻してあげると嬉しそうに帰っていきました。

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長生きの秘訣は?じゃなくて

長生きの秘訣は?じゃなくて

#日本一小さな百貨店の物語

京丹後は隠れ長寿の里。
丹後には100歳以上の人が全国平均の2.5倍もいるとか。
とにかく元気なお年寄りさんが多いのです。

百貨店の仕事でもお年寄りさんとお話することが多い。
そんな普段の会話は

「長生きの秘訣はなんですか?」「毎日どんな食事をされていますか?」

みたいなんじゃなくて、

「うちの猫が入って来れるように開けといたら、野良猫が来て弁当もって

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水曜日はよしおかさんの日

水曜日はよしおかさんの日

#日本一小さな百貨店の物語

つねよし百貨店は地域のお店。
ただ買い物に来るだけじゃなく、つながりを感じに来るお客さまもいます。

よしおかさんはそんなお客さまの1人。

遡ること20数年、つねよし百貨店の前身、常吉村営百貨店の時代からほぼ毎週のようにここに通ってくれる常連さんです。

自称、百貨店のNo.2(((^_^;)p
つねよし百貨店の生き字引のようなお客さまです。

よしおかさんのお気に

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おっちゃんらの居場所

おっちゃんらの居場所

#日本一小さな百貨店の物語

つねよし百貨店の横にはおっちゃんらの居場所があります。

雨の日も風の日もほぼ毎日、近所のおっちゃんらが集まっておしゃべりしたり、ジュース飲んだり、タバコしたり、自然と集まる場所。
百貨店の営業日はもちろん、定休日の火曜日も日課のようにおっちゃんらは来てくれて、

「もしもし、今日休みやけど、お客さん来とんなったで」

と、わざわざ携帯に連絡してくれることもありま

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地元のネギは置いてません

地元のネギは置いてません

#日本一小さな百貨店の物語

つねよし百貨店は村の小さな百貨店。
野菜は地元で採れたその時期のものしかありません。
夏は夏野菜、冬は冬野菜だけ。
朝、近所の農家さんがお店覗きに来て、なさそうなお野菜を持ってきてくれます。
今なら白菜、大根、人参、シイタケ、サツマイモなど。
でも青ネギとかはあんまり店頭には並びません。
店に置いてると1日でフニャっとしてくるのであんまりたくさんは置きたくないのです。

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1時間ぐらいはなんたらへん

1時間ぐらいはなんたらへん

#日本一小さな百貨店の物語

村の百貨店でバス待ちのKさん。

昔は山で仕事していたけれど、今は村の奥の橋を渡った所にある一軒家で一人暮らしのおじいさん。

百貨店までは電動自転車でやってきて、買い物をしてなんでも一人ででこなします。

病院やちょっと遠くに出かけるときは、百貨店に自転車止めてバスに乗って出かけます。

バスが来るまで百貨店で時間つぶし。
それにしても今日は早い?

「時計がこ

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おばあちゃんとトンカツ

おばあちゃんとトンカツ

#日本一小さな百貨店の物語

「トンカツ、注文って珍しいですね。」

配達でいつも注文をくれるおばあちゃん。
息子さんと二人暮らしです。
いつもはお魚の注文が多いのに今日に限ってトンカツのご注文。

「若い人はたまにはこういうの食べさしてあげんとねぇ。いっつも野菜や煮物や、ではかわいそうやしなぁ」

若いといっても60過ぎの息子さん。

たまに注文入るトンカツは・・・
出来合いのお惣菜でもおばあ

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機織りの音が聞こえる

機織りの音が聞こえる

#日本一小さな百貨店の物語

村の百貨店のお仕事、注文が入ればお家まで配達に出かけます。
今日はお豆腐を配達に行ったお宅で機織りを見せてもらいました。

丹後は織物の本場、全盛時とは比べ物にならないほど寂れたとみんなは言うけど、村を歩けば何処かから機織りの音が聞こえ、ひっそりと、しかし脈々と昔からの伝統は継がれています。

機織りと一口に言っても、丹後ちりめん、西陣織、色々な織物があって、全くの素

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