小説「十角館の殺人」感想
ミステリーといえばコレ!
と言われるくらい超名作の一冊✨
著者は綾辻行人さん。
35年以上も前に刊行されたみたい。
私よりも歳上(°▽°)
あまりにも有名なので紹介するまでもないかもですが、背表紙に書かれてるあらすじはこんな感じ↓
十角形の奇妙な館が立つ孤島を
大学ミステリ研の七人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は
半年前に炎上した孤島の屋敷で
焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人!
ミステリ史上最大級の驚愕の結末が
読者を待ち受ける!
とのこと。
⚠️以下ネタバレ⚠️
十角館、昔の作品すぎて敬遠してたけど、普通に読みやすくって面白かった!
……が、わたしゃこれ読む前に現代(?)のミステリーを摂取しすぎちゃったのかもしれん。。
前情報として
「実写化不可能!?」
みたいなのだけはずっと聞いてて、
むしろそれが本作の宣伝文句だった。
孤島の登場人物はあだ名で呼び合ってて、
本土の登場人物は本名で呼び合ってて、
「これらの誰かが同一人物、的なやつか?」
なんて思いながら読み進めてたら本当にそうだった。
犯行の動機もなんだか弱いし、
殺し方や、孤島と本土の行ったり来たりも無理があるような気もしなくもない。
個人的には最近のミステリ小説の方が好きかも。
ただ、孤島や館の設定・登場人物の動かし方など、
私の大好きな『うみねこのなく頃に』にも通ずるものがいっぱいあって、本当にたくさんの作品に影響を与えた本なんだなと感動しました!
キャラは個人的にエラリイが好きヾ(❛◡❛)ノ
ああいう持ち前の臭さで場をリードする感じ、非常に好きです。
ドヤ顔で手品披露してくれるところも良い👍
手品はなんか意味があったのかな?
エラリイ以外にも魅力的なキャラクターばかりで、刊行から30年以上たった今でも全然色褪せない作品でした!
面白かったです(*^◯^*)
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