R.I.P. 2019夏~今年の君は暑かった~
8月19日の今日は、夏のお葬式であった。
実際の死亡時刻は、昨日の夕方から夜にかけたぐらいで、「まあこんなもんかな」とでも言うような、気の抜けた熱を放っているのをもって、僕の中で、夏の死が認定された。
そう、季節はカレンダーに合わせて変わるわけではない。自然の中にしかるべきタイミングがあって移り変わるのだ。
例えば、道端でアリと出くわせば春であるし、夜の暑さに手心が見えたら、それはもう秋が懐に忍び込んだ証拠である。
2019年の夏は、暑かった。弔辞はこの一文で事足りる