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私の中のマリー

先日、英国の古生物学者・マリー・アニング女史について紹介しました。

で、彼女を描いた映画「アンモナイトの目覚め」をNetflixで見てみました。

よかったことを先に述べると、

演技派女優ケイト・ウィンスレットの成長を見られたこと。もともと貫禄のある人だったけど、役にはまっていました。

それから、英国の海岸の荒涼こうりょうとした風情の描写。彼女が生きたライム・レジスの、寒々した海辺の雰囲気がよくわかりました。

ブリテン島の南ですが、泥じみた海岸に鈍色の海。その少し東にあるワイト島、夏に訪れましたが、日本人がイメージするいわゆる「ビーチ」とは異なる、北国の趣がありました。

一方で、良い映画なら子供と一緒に見たいなと思っていた下心は、見事に砕かれてしまいました…。

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40代半ばで夫婦はじめての海外暮らし。旦那は一年の私費留学を終え、現地で仕事開始。7歳と4歳で渡英した子供二人はバイリンガルになれるかな?表では書けないニッチな話や個人的な考えも盛り込みつつ、ワンコインで月に20本前後をお届けします。購読中はマガジン内の過去記事(200本以上)もすべて読み放題です。

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