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読書感想文とかいうクソ課題

読書感想文はクソである。ゴミゴミである。学生の宿敵であり、教師によるイジワルである。夏休みや冬休みというゴールデンタイムに水を差してくる、おじゃま虫だ。教育省は早急に宿題から読書感想文を除外すべきである。


読書感想文とは、本を読んだ感想について書かれた作文のことだ。小学生から高校生まで、ほとんどの学生がこの宿題を課されている。と同時に、この課題は多くの学生から疎まれる存在でもある。
なぜ読書感想文は嫌われるのか。それは面倒くさいの一言に尽きるだろう。
そもそも今は、本を読まない人が増えている。時間がかかる本より、スマホのような手軽な娯楽の方が圧倒的に好まれているのが現状だ。今や一般人が一度に読める文章量は、Twitterが限界ライン。学生なんてTikTokで義務教育を終えている。そんな人たちが本を一冊読み切れるわけがない。


また、読書感想文は流し読みができない。自分がどう感じたか、本の内容を詳しく理解する必要がある。明らかにこれは、普通の読書より難易度が高い。ただでさえ慣れない読書を、より高いレベルでこなさなければいけないのだ。しかもそれを言語化しつつ、決められた文字数で書かなければいけない。本を読みなれていない人はもちろん、普段本を読む人にとっても、読書感想文は難しい課題だ。

私も読書感想文は嫌いな方だ。もっと言うなら、宿題としての読書感想文は嫌いである。読書ブログをやっている奴が何を言う、と思われるかもしれないが、ブログは私が好きでやっていることだ。面倒くさくなったらやめればいいし、やらなかったときのペナルティもない。どれだけ的外れなことを書いたり、本を非難しても怒られない。
一方読書感想文は宿題だ。やらないと先生から怒られたり、成績を下げられる。期限や文字など、制限もある。読む本も漫画はダメ、絵本はダメ、ライトノベルはダメ・・・など自由に選べない。なんで自分が読む本ぐらい自分で決められないのだ。マンガはちょっと…なんて言われたら張り倒したくなるのも無理はない。

そもそも読書は娯楽、好きでやるものだ。誰かからやらされれば、嫌にもなるだろう。子供が読書感想文を嫌がるのは当たり前のことだ。親御さんもガミガミ言わないで上げてほしい。

しかし悲しいかな、読書感想文はどこまでいっても宿題。やらなければいけないものに変わりはない。そこで次回は私が考える、読書感想文の書き方・取り組みを説明する。読書コンクール入賞とまではいかないが、提出するぐらいならできる、はずだ。

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