映えるグルメを取るための撮影イベント
どうも、ウクモリ ヒロオです。
先週土曜日は、今期3回目となる写真撮影のイベントを開催してきました。前回はスマホ限定の撮影会を実施しましたが、今回は「映えるグルメ写真とは?」と題し、以前からリクエストが多かったグルメ系の撮影イベントを開催。なんと、苺のショートケーキを作るところから撮影するという、普段体験出来ないであろうプログラムに仕上げました。
肝心なケーキ作りは、料理教室で講師を務める方にお願いをしました。そして、写真撮影の講師・藤田修平さんが調理中の撮影で配慮すべきポイントを実際に撮影しながらレクチャー。レクチャー後に、例えばクリームを混ぜているシチュエーションなどを参加者が撮影していく・・・そんな流れにしました。調理しているのであれば全体を・・・というよりは、見せたいものにフォーカスした方が印象に残る。そんなことを教わったため、クリームをケーキに塗るといった繊細な作業や、苺をケーキに置く際の細やかな手つきなど・・・参加者の方々は、「映える」という言葉に相応しい写真が撮れていたようです。
後半は、完成したケーキをどのような感じで撮影するかにシフト。簡易的な照明を付けたり、小物を置いたり・・・クリスマスシーズンに相応しい1枚を考えての撮影タイム。講師のレクチャーによって、参加者の方々が撮る写真もかなりレベルアップしていたようです。特に「照り」や「シズル感」といったものが、実際に講師の方が撮った写真を通じて分かるため、参考になったと言っていただいた方が多かった印象を受けます。
置く位置、照明の当たり方など、演出をより一層高めるためのノウハウも伝授されたので、これまでの撮影イベントとは異なり、即効性のある具体的な撮影技法を学べたのではないかと思います。
レッスン終了後は、いつものように参加者の方々が撮影した写真をその場で共有し、他の方々の切り取る一瞬と、自分の求めている一瞬の違いがいかに異なるかを感じていただきました。今回の撮影イベントを運営する上で私がで特に大切にしているのは、違いを共有するという点。これは2年半前にイベントをやり始めた時から変わらないコンセプトです。
同じ場所を見ていても、皆視点は異なる。
この違いに気付けるようになると、今までなにげなく通り過ぎていた場所でも、なにかしらを感じるポイントが生まれるようになります。だからこそ、他の人がどんな視点で物事を見ているのかを共有するということは、とても意味があります。特に今回は同じ被写体(調理担当者、ケーキ、調理器具・・・)であったにもかかわらず、共有されたとっておきの1枚はそれぞれ独自の視点で捉えられていました。ケーキそのもの・・・というよりは、調理中の手先、苺を置く際の繊細な手さばきなどに魅せられた人が多かったようです。
出来上がったケーキは、甘さほど良い感じの繊細な逸品に仕上がっていました。今回のイベントは、出来た写真だけではなく、出来上がったものを食べられる・・・そんな素敵な時間にもなりました。美味しかった・・・。
多くの人にとって楽しく、有意義な時間になったのならいいな・・・そんなことを思いました。参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!