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劇場版クラッシャージョウ公開40周年記念上映会に行ってきました

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は池袋の新文芸坐で開催された、「劇場版クラッシャージョウ公開40周年記念上映会」に行ってきました。当初は仲間と一緒にズーラシアに行く予定が入っていたのですが、花粉症が悪化して屋外で終日いることがとても厳しい状況下、キャンセルせざるを得ない状況になってしまいました。ただ、屋内に極力出ないままで何か出来るものはないかとSNSで探していたところ、偶然にもこのイベントの存在を知りました。上映会は2回ありましたが、残り僅か3席・・・素早く購入出来たのは、今思えば何かの運命だったのかもしれません。

私がチケットを入手した数分後に完売になっていました。ということで、満員御礼の会場。限定グッズも発売されるとの情報もあり、会場に早めに到着できるように出発しました。会場のロビーが広いので、そこで休めばいいやという魂胆です(笑)

15時からの回の参加者としては、かなり早く会場に着いたのですが、ここで幸せなことが。会場に着くや否や、安彦先生らしき人物がエレベーターに向かっていったんです。すかさず、挨拶させていただきながらサインを書いてもらいました。その方はササっとサインを書いてくれ、エレベーターに乗り込んでいったのですが・・・

あれっ、安彦さんのサインじゃない(笑)

安彦さんは何年か前、「血の血脈」の新刊発売時のサイン会でサインをいただいていたので、直ぐに違いが分かりました。と、思っていたところ・・・他のファンの方が「竹村さんだ!」と話しているのを聞いて分かりました。

当時のフライヤー、ジョウの胸元にサインが入っています。左の安彦さんのサインの説明は後ほど

そう、ジョウの声優をやっていた竹村拓さんだったんです。登壇者に入っていませんでしたが、竹村さんも元気な姿を見せてくれました。思いもよらない展開に、ただただ呆然。てっきり安彦監督だと思った私は、ある意味でラッキーだったといえます(笑)

左から安彦良和さん、高千穂遥さん、竹村拓さん、佐々木るんさん

そんな幸運が訪れた上映前のひと時でしたが、トークイベントもかなり抱腹絶倒な内容な満腹状態に(笑)公開日前後の話題から始まり、途中で安彦監督と竹村さんが、最前列に座っていた河森正治さんをイジリまくり。また、実は佐々木るんさんとは別に、アルフィンの声優候補がいたことが実名と共に話題になったり・・・トークは最終的には40分ほど続き、相当な時間超過に関係者の方々はヒヤヒヤしていたんじゃないかと思います。

トークイベントで、特に印象に残ったことが3つあります。ひとつは声優さんのギャラがとても高かったという話題。高い・・・という部分ではなく、高千穂さんが洋画作品に出演していた方々にオファーしたという点が印象的でした。確かに、クラッシャー・ダンを久米明さんが、洋画でも活躍していた納谷悟朗さんがコワルスキーを・・・と豪華な顔ぶれだったことを思い出しました。宇宙戦艦ヤマト、幻魔大戦と3作品が入り乱れた当時の状況を考えれば、安彦先生が言うように、よく許可が下りたなぁと。

次に安彦先生が語っていた、制作に関わった人数が非常に少なかったという点。あれだけの作品をあの人数で・・・今でもそれを誇りに思っていると語られ、作品に関する意外な側面が見えました。確かにエンドロールで、主題歌「飛翔(Never End)」が終わらないうちに画面が真っ黒になり、THE ENDの文字が(笑)「今だとエンドロールって4列ぐらいの人が延々と流れて見えないでしょ?」という発言がとても面白かったです。

最後に佐々木るんさんが語った、「手書きのアニメなんだ」という何気ないひと言です。今では当たり前になったCGに迫る迫力を、1980年代に実現していたという点に気付き、なぜこの作品、特に劇場版クラッシャージョウが、今でも人々を魅了するのかを改めて理解しました。

そんなトークを聞いた後の上映会。40年の時を経て、2度目の劇場鑑賞。あの当時の思い出が蘇りつつ、大画面でクラッシャーが縦横無尽に動き回る迫力の凄さに触れ、エンディングでは思わず涙が出てしまいました。本当に嬉しかったです。当時の自分に、また映画館で見たよと言ってあげたいくらい感動しました。

ちなみに先程アップした写真に写っていた安彦先生のサインですが、「革命とサブカル」という書籍の抽選販売に応募し、見事購入出来たものです。こんな感じで、何か昨日は神がかっていました。

思い出の品の展示も含め、ファンクラブの皆さんにひたすら感謝しています

今回は私設ファンクラブの方々が、40周年を祝うため関係各所と調整をし、トークショーを企画し、記念すべき公開日に特別な上映会の当日を迎ました。昨日はジ・アニメの復刻版の先行販売、アクリルスタンドやポスターの特別販売。さらにはサイン色紙の抽選会から、トークセッション後の撮影タイムなど、本当に驚くべきプログラムの充実感に心を打たれました。

関係者の皆さん、高千穂先生、安彦監督、竹村拓さん、佐々木るんさん、そしてワープインしてきた時間を共有した多くの仲間、本当に、本当にありがとうございます。

クラッシャージョウをずっと好きで良かったです。これからも好きでい続けます。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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