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松下幸之助歴史館で再び学ぶ

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週は大阪に行きましたが、良質なご縁に恵まれました。やはり行動してみるからこそ分かること、気付けることが多い・・・改めて感じました。まずは、お会いした皆さんにこの場を借りてお礼を述べたいと思います。ありがとうございました。

さて、土曜日はひさびさに門真市にある松下幸之助歴史館に行ってきました。4度目となりますが、改めて経営者として凄い方だったことを実感したと共に、松下幸之助さんが残した言葉の深さを再認識しました。

学び直し

今回の訪問、ひと言でいうならばまさにこの言葉が適切かもしれません。私があの場所で出会った「共存共栄」という言葉だけでなく、他の言葉や幸之助さんが取り組んできた数々の実績など、改めて学び直してきました。歴史館では、経営者にとっては非常に共感出来る言葉が書かれた30枚のリーフレットが、無償で提供されています。もう何度もそれらの言葉に触れるからこそ、ふと違った視点で見つめ直すことが出来る・・・今回もそんな体験をしました。どんな言葉に共感したかは後半に出てきます。

ところで、今回は特別展が開催されていて、新聞誌上に掲載された広告のうち、代表的なものが創業当時から順番に並べられていました。その中で目を引いたのが、昭和40年(1965年)の「儲ける」という言葉が印象的な広告です。私は最近、社内で「お客様のお役に立つために出来ること」を実践する理由として、自身や家族が豊かになるためだと説明することが多々あります。なので、この広告は私の心に響きました。

日本では、「儲ける」という言葉を明言することがなぜか避けられます。本来は、収益を上げなければ繁栄につながらないはずなのに、この言葉がある意味でタブー視されていること。私は今、それが不思議で堪りません。少なくとも私の会社は、収益をしっかりと出したいと思っています。

この言葉だけ捉えてしまうと、なにかたんに儲けて暴走してしまう・・・そんな感覚に陥ってしまうかもしれませんが、松下幸之助歴史館では「適正利潤」という言葉に触れることも出来ます。なので、お客様のためを思い行動し、社会貢献に寄与し、そして適正な利益を得る・・・これこそが正道ではないかと感じます。

ここ最近は、社会貢献で必要だと思われるもの以外は、いわゆる「手弁当」と呼ばれる状態から脱するようにし始めています。何かしらの相談ごとなども、一定のレベルに達した場合にはしっかりと適正だと思われる利益をいただくようにしています。なぜならば、貢献に対してしっかりと対価を支払っていただく方が増えたからです。

以前、ある企業の方から工場見学という名目で来て欲しいと要望され訪問したのですが、実際にはコンサルに近い質問を多々されたことがあります。その際は、「この先の話をするのであれば、しっかりと契約を締結しませんか」とお伝えしましたが、その気がなかった先方とはご縁が深まることはありませんでした。

松下幸之助歴史館に滞在していた際、改めて「適正利潤」という言葉に触れ、あの時のことを振り返りながら、私の行動は間違っていなかったことを確認しました。

共存共栄とは、「共に栄える」という言葉が大切だと思うのです。一方的ではダメだということでもあります。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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