朝目覚めれて
相変わらず
“今日 何食べようから”
始まる
日常
ふとした 事から
頭の中が 焦りだす….
その時は この話を 思い出す
そう ゆっくり ゆったり ぼちぼち
と だったと
で 何食べよう
炎天下 スパルタリハビリは 日常
何時もより 細かい2.5分の
刺網で獲った 稚鮎の唐揚げを
摘みながら…
“今はケンタッキーは 要らない”なって
さっきまで 川で 泳いでた稚鮎で
生を 繋いでいる。
今日のメインは鮎飯
冷凍庫の中には 落鮎が まだ
いっぱい居るのである
素焼きにして
出汁と一緒に炊き
蒸らして 味を馴染ませる
鮎を解して
御飯に混ぜ込み
一匹 碗に添えてみる
熱々の出汁を かけて
鮎を 解しながら 食べて行く
鮎漁師は 呟く
“鮎飯 美味いから 喰ってみろ”
鮎三昧の 家人達......
きっと 太古から この地にいた
縄文人も 同じ事を思い
同じ事を してたんじゃ無いのかな
って
ツールは違えど 人のハードは
何ら変わって無いのだから
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
鮎漁師ですから
手は 鮎の香り スイカの香りがする