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ただ….鹿を眺めて 湯に浸る   地の涯へ鮎漁師の旅

ただ….,

川と温泉があるだけ

ふらっと出かけた森だけど…

“イランカラプテ”

こんにちは…


五ヶ月の面会謝絶
ひとり飯の仙人界 田園界…

旅先で 泊まっても
病室に 思えてしまう… 病気だ…

ただ 救われたのは部屋に温泉がある。

眼下には 鹿達が居る

ただ ただ 眺めながら
湯船に 浸るのは 幸せだ

この風呂が一番 心地よい。

旅先での愉しみは
美味しい食事と 美味しいお酒

酒好きなお姉さんが 薦める酒は
美味しい

宿のスタイルなのか 料理を
その場で 選びながら
次から次に出て来る

宜しかったらと 料理のお代わりを
薦めてくる

ツボにハマった
鱒や鮭の飯寿司
そう 発酵寿司である

酒が 進む….

目の前には ずっと 蛾が居る
微動だにせず

観察しながら 飯を愉しむ
進化の過程 現時点での完成形
蛾は蝶か?
そんな 事を思ってたら 

“先日 ここの目の前で ヒグマが
出まして
なんと 鹿を襲って 咥えて森へ”

鹿肉を 手にしながら 
おねーさんは 呟く。

とっても シュールなお姉さんだった。

竜宮城では 無いけど…
絶妙な やり取りに 心地よく
宴のお開きとなる。

ギランバレーを 発症してから
枕元の灯りは 点いたまま

今も 変わらず

明日 目覚めれたら
釣りに行こう

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
ただ 鹿を眺める

旅先で 出逢う人々に委ねてみた旅↓
宜しかったら覗いてみてください


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