見出し画像

気が付いたら 四日 居る   お茶の神さまに招かれて….

“庭で焚き火の用意をしておきます。
薪も多めに用意しておきます。
替えのパンツと歯ブラシだけ持ってお越し下さい。
お待ちしています。”

ギランバレー発症して
ひと月後 仙人界にメールが届いた。

お茶の神さまの居る まさんど庵主からだった。
嬉しかった。
その言葉を 励みに リハビリに励んだ

夏から秋に そして 冬になり
まだ田園界に居た….
焚き火を 見ることは無かった

初夏の日 メールが来ていた。

“夏になると 浮世雲さんを
思い出します。
宜しかったら 数日間 こちらで
今夏を過ごしませんか?….”

嬉しかった。

人気者である彼 いつも賑やかな
景色を イメージしていた。

“お邪魔にらならないように...
迷惑がかからないように.....”
リハビリ中の思いは そんなものである

いつしか
夏の盛りが 過ぎ
盆の送りも終え....

秋を見つけに 野山を走っていた。

“直ぐに来てください”

メールの主は 庵主からだった。

気が付いたら 四日 居る   
お茶の神さまに招かれて….


そんな まさんど庵での 
夏の日の景色を お伝え出来ればと

平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集