スパルタリハビリと過用性筋力低下 ギランバレーに恋をして
田園界(回復期リハビリテーション病棟)は
眼下一面 黄金の実りである。
資料として 現実の状態を 描いてみる。
いつものように主治医の
“どうですか?” から始まる
“先生 なんだか 身体大変な
事に 成りまして….
ほら 腕 窶れて
観てください”
いつもは 動じない先生も
二の腕の窶れ具合に 驚いたのか
正体し 筋肉を 触り始める
”柔らか過ぎますね…“
“先生 毎日毎日 川で
スパルタリハビリを重ねてるけど
九月くらいから 六キロぐらいの
巻き網を 使い出して”
ずっと 全身筋肉痛が続いていたから….
体重も 落ちて来てますし….
“何事も ほどほどに”
先生の 一言が一番の薬ですと
診察室を出る
いい お天気
筋肉フェチのトレーナーSに
“この腕観てよ ロボットみたいやろ“
引き攣る トレーナーS
“窶れましたねー二の腕”
やっぱり ギランバレー症候群の
過用性筋力低下やねー
誰も そこまで スパルタリハビリ
やりませんからねー
暫く 経過観察しましょう...
明らかに 投網を毎日毎日打っていた
頃より 腕が 窶れてしまった。
ギランバレー 恐るべし
“何事も ほどほどに”病だと 忘れていた…
森のテラスで あいうえおに
続く
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
リハビリと過用性筋力低下
風に任せてゆらゆらと….
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