橋を渡ると そこは....国生みの神話の島だった
前日 船のデッキから
雨の中 眺めていた時には 渡るなんて
思いもしていなかった
あまりにも いい青空
気が付いたら 渡っていた...
渡ったのは 良いけど....,
何処へ行こう
気儘な旅は そんなもの
島の地図を眺めていたら
何処かで みた文字が 浮かび あがる
………
Google先生にお尋ねして
せっかくだから 海を眺めながら走ろう
椰子の木沿いの道
いつしか エンドレスな
クリスマスソングは
ボサノバ ハワイアンに....
車幅ギリギリで 対向車が来たら
すれ違いの出来ない道を進む
まるで 呼ばれるかのように....
日当ぼっこの 猫達を
切り取りながら
猫師匠の親戚だらけ
足が止まる
それにしても急な階段
カメラの瞳オートフォーカスが
瞳を 捉える
なぜか ゾクゾクしてくる
四国まで 観える 山の上
急な階段をいくつも登って行く
どうやって ここまで 資材を
運んだのだろう
立派な仏閣に
伊弉諾 伊奘冉を 祀る
神社が共にある
鐘を 突く
小さな小さな音が響く
何処かで観た景色....
狛犬でなく 狛猪である
とてもとても 歴史のあるお寺
猫達の見送りを受け
森を歩く
この景色を 確かめたくて...
太古から 自然災害に遭っても
変わらぬ場所にある大岩
信仰司祭の対象になったのだろう
清々しい 空気感に包まれて
山を 降りる
呼ばれなければ ここには
来れないなと 思いながら
“おい 呼ぶから また来いよ”
野生味たっぷり 猫師匠の遠い
親戚は 呟く
“…,,,,,,,,”
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
橋を渡ると…
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