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天然遡上鮎は何処へ? 鮎漁師の呟き

朝目覚めれて 
本日のチケットが配られる

天然遡上鮎達をクーラーボックスに詰めて漁場に出かける
昨夜
鰻漁師女史から メールが入っていた
“天然遡上鮎 ありますか?”

“ありますよ どれくらい 要りますか?”
“お任せします 今 鰻捌いてますから
明日朝 お渡し出来ます”と....

ありがたいものである

ギランバレーに恋をして
休職中の浮世雲
漁場では 物物交換で 豊かに暮らしている

鰻漁師女史は 丁寧に捌いて真空パックにしてくれている
四匹の天然鰻は 貴重である

手渡した天然遡上鮎達
”秋鮎で 秋を愉しみますと“の事
外で 焼かれるそうで...

遠方の友人にも たっぷり贈った

何者だ!このうまさ!新鮮!卵に白子に、苦さがいいね。

仙人

夏は 3台の冷凍庫が毎日毎日 満杯になるくらい 鮎祭りだった
今は 一台が満杯....

早朝
鰻漁師女史を待つ間
水面を眺める

鮎の気配が無い.....

戻って ウエットスーツ着替え
漁場へ

喰み跡はいっぱいである

先ずは投網を 打ちまくる

鮎の気配が無い

刺網に 持ち替え 鮎溜まりを巻いていく

一匹も かからない
ならばと 別の漁場へ
水が少し高い

上流も
下流も

少し前は 毎日 50匹は獲れていたが...

全く鮎の気配が無い

ここなら居るかと...

相変わらず瀬の中を
歩くのが好きである

スパルタリハビリであるが...

水流とリズムが合わないと
足を掬われてしまう...

やはり 鮎は居ない....

朝方 四人の鮎漁師が居た
直ぐに姿が見えなくなった

先日の雨で 一度に落ちたか....

ZERO零である

自然のリズムの中
合わせて 漁をしている

鮎仙人が言っていた
“鮎を 見てから 綱入れろ
人が捕ってるのみたら 綱いれろ”

まだまだ 上流には 鮎達がいっぱいいるのだろう

一雨毎に 落ちて来る

秋鮎
今年の秋は 足早に
過ぎ去りそうで...

鮎漁師
浮世雲拝

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