私が文学フリマに行く人から文学フリマに出す人になるまで
じつはコミティア150に出展する予定だったのだが、表紙を担当する予定だった人の電撃脱退宣言もあって本の制作が中断。
スケジュールが空いたので今日はデザフェスに遊びに行ってきました。
即売会イベントに初めて参加したのは何年か前の文学フリマで、特に目当てのブースもないまま設営ボランティアをして、そのときに知り合った人とSNSでつながりを持ち、(数ヶ月持たずに疎遠になった記憶)。
目当てのブースも何もないので遠巻きにほしおさなえ先生のブースを眺めながら、緊張で近づくこともできずって感じだったなあ。
ほしお先生に最接近したのは隣のブースだったほしのたねなどの関連ブースの前まで行ったときで、そのとき後の星々運営となる江口さんや、横井さんに声をかけられたことを覚えている。
当時はまだ社会復帰前のニートだったから知らない人と話すのが恐ろしくて緊張しまくってた。
その後、働きながら展示会企画の活動をしていく中で、フリーランスの師匠からコミティアやデザフェスを見に行って勉強することを薦められ、若い衆を引き連れてコミティア・デザフェス・文フリに通うようになったのはここ数年のことだ。
デザフェスでは展示会でご一緒した作家さんとご挨拶できるし、コミティアには師匠がブースを出していたり、文フリでは星々がきっかけでできたご縁の方々に会えるし、即売会っていうか会いたい人に会いに行く機会になっている。
って書くとなんだかアイドルイベントみたいだけど。
星々の講座で作った本をコミティアで師匠に献本し、展示会をいついつやるから見に来てくださいって言えるんだから、数年で状況が変わりまくっている。
仕事が入って現地には行けなかったけど、plog mare studioとしてはM3にも参加しているから、今年は即売会づいているんだ。
12月1日の文学フリマ東京39で頒布される詩集は、そんなコミュ障ニートだった私が働くようになるまでに書き溜めた詩と、今回のために書き下ろした5つの詩が収録されているものです。
べつにこれを読めば働けるようになるとかそんな代物ではこざいませんが、かっこつけて死ぬより情けなく恥ずかしく生きていくことにした1人の若者の軌跡ではあるかなと思っています。
ぜひぜひお手にとってみてくださいね。
【イベント情報】
来たる12月1日の文学フリマ東京39
東京ビッグサイト西3・4ホール
ブース:ぬ-23のステラーブックスにて、私の詩集『死にたくなくなる薬を飲んでまで』が頒布されます!
こちらのWEBカタログにも載っているのでぜひお近くにお立ち寄りの際は見に来てくださいね。
https://c.bunfree.net/c/tokyo39/w/ぬ/23
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